5月 02

雨な一日は六本木をぶらっと。

初めて、国立新美術館に行ってきました。

大江戸線の六本木駅からだとミッドタウン方面の出口から歩いて5分ばかり。千代田線の乃木坂駅だとダイレクトで来れるのかな?

館内は開放的。外は凄い雨。@国立新美術館

美術館というと狭いスペースで人いっぱいというイメージあるのですが、ここは建物自体が大きく開放感がありました。GWということで人はそれなりにいましたが、そんな混み混み感はなかったかな。

見てきたのはセザンヌ展と大エルミタージュ展。両方ともに地下鉄ででかいポスターが貼ってあって気になっていたんですよね。

セザンヌといえば、ゴッホやピカソも慕う大画家。僕の印象ではロマン主義っぽいところから、印象派〜キュービリズムのはしりまで広くあまねくいろんな画法を試した人というイメージです。彼の一連の作品を見てみると分かるのですが、統一感というものが特にないw でも、代表的なリンゴと緑壺のモチーフに表れているように色彩に対するこだわりは凄く。それが印象派の画家に大きな影響を与えているように思います。

大エルミタージュのほうはご存知、ロシアの最高峰美術館エルミタージュの至宝が見れるもの。個人的にはマティスが見たかったというのもあるのですが、それこそ美術史を一気に走り抜けて見れるのがオススメです。特に、いわゆるバロック期の光の陰影は見もの。ヴィルネの「パレルモ港の入り口、月夜」、ユベール・ロベールの「古代ローマの公衆浴場跡」とかよかったなー。

という僕も、美術はあまり詳しいわけではありません(笑。5/1号のBRUTUSが西洋美術特集で、画家の山口晃さんが西洋美術史をざっと紹介してくれているのでオススメです。

小難しいこと考えず、素直に絵を見る。これが僕は美術の醍醐味だと思いますよ。

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