9月 14

さて、夏休み連続観戦の最終章を飾っていなかったので、、

2015/8/15

オリックス・バファローズ vs 千葉ロッテマリーンズ
観戦日時:2015年8月15日(土) 14:00プレイボール
観戦場所:京セラドーム大阪 一塁側内野A指定席

結果:6対0 西くんが好投!!

観戦勝敗:7勝7敗

8月連続週観戦の最終となる第3回。今回はお盆まっただ中の、世間は夏休み本番といった中での観戦でした。写真では収めなかったのですが、この日はオリ姫DAYならぬ、オレ達DAY(佐藤達とかけてる?)ということで、男性ファン限定でレプリカユニフォームの配布がありました。ロゴは違っているものの、これって、オリ姫DAYの使い回し??と思わなくもないですが、低迷している今シーズンにあっても変わらぬファンサービスをしている球団に感謝といったとpころでしょうか。

2015/8/15

この日のバファローズの先発は西くん(アップデートした写真の中にあったのは、ヒーローインタビュー中のコレしかなかった。。)。一昨年前は最終登板でノーヒットノーラン、昨年は開幕から無傷の8連勝といった凄い活躍を見せ、ちょうどバファローズファンになった頃に一軍に登場してきた選手だけに、この成長ぶりには今シーズンも期待せずにはいられない選手の一人でした。でも、昨シーズンの中盤から開幕当初の大型連勝した勢いはどんどんなくなり、それが今シーズンに入っても、オープン戦から何かパッとしない感がずーっとあって、この成績(この試合の勝利で5勝目)という何かモヤモヤが脱ぎいきれない感がありました。しかし、この日のピッチングは球のキレ、球威ともよく、各打者に対しても押した投球ができていたと思います。三振も8つとコントロールもよく、やればちゃんとできるじゃん、、というところを見せてくれたと思います(笑。西は金子と同じで、ピッチングスタイルとしてはオーソドックなタイプで、配球と打者の打つタイミングがドンピシャとハマると長打の被弾が多くなるので、如何に球のキレとコントロールに磨きをかけていくかというところだと思います。

2015/8/15

一方、マリーンズの先発は唐川。ここまで五勝をあげているピッチャーですが、この日は全体的に球が高かった。初回こそ、糸井のダブルプレーで無失点でしのいだものの、2回には連続安打を許しての一挙4失点。この日の西の出来から考えると、ここで勝負はあったかなという感じでした。3回からは中継ぎに藤岡が上がってきましたが、こちらの印象のほうがよかったくらい。唐川も登板したりしなかったりと、今年はパッとしない感が続いていますが、チームがクライマックス入りということを考えると、終盤で奮起しないといけないピッチャーだと思います。

それでは、印象に残った選手を、、

2015/8/15

というより、まずはロッテファンですかね(笑)。お盆まっただ中という夏休みモードなので、レフトスタンドはほぼ黒一色でした。ロッテファンはどこにいっても必ずいるし、応援もものすごいんですが、この日はバファローズよりもロッテファンの熱気に押されているような感じがありました。

2015/8/15

ロッテでは”アジャ”こと、井上選手が久々に先発スタメンでした。一昨年ですかね、オープン戦で大爆発して期待されたのは。。やはり、プロの洗礼というべきか、昨シーズンの開幕以降がやはりブレイクしなくて少し苦しい位置にいるかなと思います。今年のパでいうと、西武の森なんかがブレイクしていますが、やはり入団早々から活躍できる選手というのは、若い頃から持っている者が違う。プロなので早く開花しないと苦しいところに追い込まれますが、人の花開く時期というのは違うので、めげずに頑張ってほしいなと思います。

2015/8/15

バファローズではルーキーの小田が頑張っています。前半は同じルーキー・ドラ七の西野が頑張っていましたが、彼が怪我で戦列を離れたことで、もう一人の今年の期待株がやってくれています。西野に比べて、少しバッティングに粘りが足りないのがイマイチではありますが、彼もめげずに頑張ってほしいと思います。

2015/8/15

糸井の調子もよかったり悪かったりですよね。この日は最後の最後にホームランがありましたが、それまではゴロアウトばかりに終わり、だいぶ物足りない感がありました。今年の成績は残り急激に伸びることは難しそうですが、来期も見据え、今一度自分のバッティングというのを見直してもらいたいなーと思います。

次回はちょっと飛んで、シーズン終盤となる日本ハム戦を観戦予定です。

8月 28

2015/8/9

暑さもようやく峠を過ぎてきましたね、、ということで、

オリックス・バファローズ vs 埼玉西武ライオンズ

観戦日時:2015年8月9日(日) 13:00プレイボール
観戦場所:京セラドーム大阪 ビュー指定席 やや一塁寄り
結果:0対9 序盤は投手戦も、最終的なスコアは大敗。。

観戦勝敗:6勝7敗

8月連続週観戦の第2回。今回は、今シーズンなぜか観戦回数の多いライオンズ戦。本当は土曜日に観戦する予定でしたが、日曜日が今年2回目のファン感謝DAYということで、B’sCLUB会員半額という得点を使い、今シーズン2回目のビュー指定席での観戦になりました。

2015/8/9

この日のバファローズの先発は、昨年のドラ一ルーキー(もう、ルーキーではないか、、)、吉田一。彼のピッチングで印象的なのは、それこそ昨年初勝利をした西武ドームでのライオンズ戦でした。彼のピッチングスタイルの特徴は、なんといっても高い身長と長い腕から繰り出される球のキレの良さ。イメージはバファローズにも在籍していた、日ハムの木佐貫のような感じなんですよね。でも、木佐貫と違って、落ちる球で打ち取るというよりは、まっすぐと曲がる球のコンビネーションを使うという感じ。昨年のデビューから見ていますが、社会人でいい成績をとってきたイメージというのは、まだプロになって、その実力が発揮しききれてない感があります。

それでも、この日のピッチングはとてもよかったです。点を失うことになった3回の牽制悪送球が絡んだ連続安打というところのみが残念でしたが、それ以外は球のキレもよかったし、緩急の使い方も巧み。何しろ球の勢いがよかったかなと思います。

2015/8/9

一方、ライオンズの先発は、今年のライオンズドラ一ルーキー、高橋光成。ドラフト1位ながら、高卒ルーキーというところで、どんなピッチングを魅せてくれるか期待だったんですが、バファローズの吉田一に対して、制球力という意味ではイマイチだったかと思います。でも、この人は本当に投げっぷりがいい。制球に苦しんでいた分、投げっぷりの良さ+球の勢いで、逆にバファローズ打線に的を絞らせなかったかなと思います。初回こそ、コントロールの悪さで四球が多かったように思いますが、苦しい立ち上がりを乗り越え、中盤あたりからは連続三振を奪うなど、乗っていった部分があったかなと思います。あと、ピッチングフォームが同じ西武の西口を髣髴とさせますよね。縦に切れるスライダーなんかも、西口そっくりです。この日は彼のプロ初勝利となりましたが、西口の背中を追い、そして越してもらいたいと思う、いい投手だと思います。

それでは、気になった選手など。

2015/8/9

まずは久々の登場、カラバイヨ。春先はチームを救う貢献を見せてくれていましたが、ここのところは研究が進んでいるのか、さっぱりとなってきて、2軍との行き来が多くなってきたかなと思います。テスト生から支配下というのを勝ち取った今年ですが、シーズン終盤に向けても貢献度をもっと上げてほしいと思うところです。

2015/8/9

西武側の気になった選手としては、キャッチャーの上本ですかね。西武といえば、炭谷が不動でしたが、今シーズンは打つほうがちょっと上がってこない中、岡本であったり、上本の登板機会も徐々に上がってきたりします。その中で森の存在をどうするんだ(捕手としては使わないんでしょうね。。)というのもありますが、どこのチームでも激しいキャッチャー争いを勝ち抜いて欲しいですよね。

2015/8/9

一方、マイナスなイメージでは塚原かな。この日も西武おかわりくんに、満塁弾を被弾し、いい投手戦勝負だった中盤までの空気を一気に消し去ってしまいました。バファローズは昨シーズンよかった抑え陣が疲労のためか、今シーズンは崩壊もいいところで、塚原はそんな中でもシーズン序盤は新鋭としてよく粘っていたのですが、ここに来て研究が進んだというか、もう一工夫必要な段階に来ているかなと思います。

2015/8/9

糸井もまだ闇は深いかなーという感じです。一時期上がってきたかなとも思わせるところもあるのですが、それが一筋の光明くらいで終わってしまい、長続きしないなーというのが、今シーズンの打率に表れているかなと思います。

次回観戦予定は、8月最終観戦となる千葉ロッテ戦です。

8月 21

夏も真っ盛りな今日この頃ですが、、

2015/8/1

オリックス・バファローズ vs 東北楽天ゴールデン・イーグルス

観戦日時:2015年8月1日(土) 14:00プレイボール
観戦場所:京セラドーム大阪 1塁側内野B指定席
結果:3対5 序盤はいい展開だったが、、、

観戦勝敗:6勝6敗

2015/8/1

この日は年に1回(というか、夏に数回)ある、”大阪、夏の陣”。一昔前の夏の陣といえば、それこそ戦国武将列伝並みの演出を見せていました(ローズ:「狼主」、カブレラ:「亜力士」とか当て字をつけた演出とかね)が、昨年くらいから、夏の陣とはいうものの、他球団のようにユニフォームがちょっと夏色に変わるくらいの、オシャレな演出に変わってきました。そして、とどめは今年のユニフォーム。。

2015/8/1

何これ、、、名付けて地球色ですよ。今年のホークス、鷹の祭典の真っ黄色と、ライオンズの西武電鉄サマーユニフォームの黄色がかぶっちゃった、、というニュース以上の衝撃度です。奇抜で素敵というより、奇抜で変というほうによってしまった感はなくもないですが、今年の順位で盛り上がるネタがないバファローズにとっては、これくらいのインパクトはあってよかったかもしれません(笑)

さて、この日のバファローズの先発・西くん。今シーズンは初観戦のような気がします。西くんといえば、投げっぷりの良さとコントロールで勝負する投手ですが、いつもギリギリのところを狙った配球をしているので、それがハマらないと途端に崩れていくという印象が強い感じがしています。この日はそんなに調子も悪くなく、3回までは三者三凡という素晴らしい出来でした。点を取られた4回と6回は連打が続いたと、ランナーを出してからは粘る投球ができなかったのが少々残念ですが、7回2失点はまずまずの内容だったかと思います。

2015/8/1

一方、イーグルスの先発は菊池。この人はロングリリーフのイメージが強いんですけど、この日は非常に力の入った先発を魅せました。西くん以上に球に力感があるというか、それこそ1、2回の印象はすごいという感じのピッチングでした。ただ、回を重ねるにつれて、遠目から見ても明らかに球が徐々に浮き出しているのが分かるようになってきました。それをバファローズが狙い打てたのが4回。安達、糸井の連続二塁打に、元気者の宮崎にも長打が出て、1点リードされていた状況を見事にひっくり返せたかと思います。

ただ、この日は両先発ではなく、リリーフ陣に差が出たかと思います。前日が延長戦で、かつ松井裕が2イニング投げているので、この日は出てこないだろうと思っていましたが、リリーフ陣を休ませたいのはバファローズ側も同じで、8回に出てきた塚原が一気に打たれて逆転を許してしまったのが敗戦につながってしまいました。

さて、気になった選手を。

2015/8/1

まずは昨年までバファローズに在籍していたペーニャですかね。一塁にトコトコとやってきたと思ったら、、

2015/8/1

守備につくんですね(笑)。バファローズ時代も、今期もDHが多く、守備も特筆して上手いとも思ってなかったんですが、この人はバッテイングもそうだけど元来身体が柔らかく使える人なんで、グラブさばきが今期はうまくなっていた印象がありました。サンチェス、ウィラーなど重量級外国人が多く、松井稼も常時守備にはつけないので、この辺りは外国人とベテランをうまくやりくりしているなという感じを受けました。

2015/8/1

そして、楽天ファンに嬉しいのは藤田が復帰したことでしょうね。今期はバッテイングが非常に調子が良かっただけに、怪我での途中リタイアは残念でもありましたが、彼や銀二が復活してこれば楽天も上昇気流に乗れるんではと思います。彼のサードというのも初めて見ました。

2015/8/1

何と言っても、松井稼の勢いというのが止まりません。この日は三番に入っていましたが、三安打の猛打賞。バファローズ戦もよく打っているので、彼がクリーンナップにいるというのは敵から見ると脅威でしかありません。日本での通算2000本を達成しましたが、彼のバッティングフォームだったら40代に突入しても、ますますヒット数は増えるんじゃないかと思います。今以上の活躍を今期、来期以降も期待したいです。

というわけで次回観戦レビュー予定は、8月中盤の埼玉西武戦です。

8月 04

連日うだるような暑さが続いていますが、この時期は高校野球シーズンですよね(⇒僕は観てませんが、、)。そんなときでもドーム観戦だと、暑さもしのげて便利です。

2015/7/20

ということで。

オリックス・バファローズ vs 埼玉西武ライオンズ

観戦日時:2015年7月20日(祝) 15:00プレイボール
観戦場所:京セラドーム大阪 ビュー指定席やや一塁より
結果:2対0 先発両投手の息詰まる投手戦

観戦勝敗:6勝5敗

今シーズンは京都でのオープン戦、神戸でのブルーウェーブ復刻DAY、交流戦後と今回のオールスター明けと、ライオンズ戦を結構な数、観戦しているように思います。ライオンズといえば、東京に住んでいたときも西武ドームに足しげく通っていたので、ソフトバンクや楽天とかに比べて、自分にとってはすごく身近に感じるのも然り。昔、近鉄時代は90年代の黄金2強時代を知っているだけに、ライオンズは自分の中では勝手に”好敵手(ライバル)”扱いしている球団でもあります。

今回はファンクラブ会員DAYということもあり、いつも座っている内野Sか、内野Bあたりの指定席ではなく、少しクラスの上がったビュー指定席を格安で鑑賞しました。京セラドームはネット裏やビュー指定以外だと、どうしてもどこかに死角ができるという困った球場なので、ここでの観戦はゆったり見れていいですね。

2015/7/20

さて、そんな今回の先発はエース金子。ちょうどオールスター明けということもあって、後半戦の開幕を飾るにはふさわしい投手が先発になったなと思います。今シーズンの金子は再三書いているように、昨シーズンまでの完璧さというのは影を潜めているなと感じる、本人にとっても思ったようにいっていないシーズンだと思います。この日も相手先発となる岸とは好対照な印象の立ち上がり。いいと思うイニングもあれば、痛打されるとヒットや長打でランナーを出すという厳しい形もあるという感じ。ただ、復帰後、ドラゴンズ戦あたりから、苦しいなりにここ一番でしっかり押さえるという意識をもって投げれていると思います。1回は栗山にヒットを許すも、続く浅村、中村を連続三振。4回、5回もランナーを出してしまいますが、本塁には返さないという、ここ一番の勝負強さを見せてくれました。速い球がやや暴れるようなコントロールの不安定さはありますが、粘るところでは低めに抑えて投げ込めるのが、やはりエースは金子だと感じさせてくれるところだろ思います。

2015/7/20

一方、ライオンズの先発は岸。こちらも怪我で開幕は出遅れたんですが、金子に比べると、岸の持っている力というのは今年も健在だと思わせる内容でした。この日も1、2回は完璧な立ち上がり。真っ直ぐ、カーブの緩急バランスも絶妙で、どうしても制球が定まらない金子に比べ、岸のほうが100点満点をつけたくなる出来だったと思います。

2015/7/20

ただ、そんな岸の完璧さにうまくつけ込めたのが、この日のバファローズ。この日、先発だったヘルマンが1回裏に審判への侮辱行為(??と思える内容でしたが)でいきなり退場。その後の守備からついた縞田が、3回にサードの横を強襲するライト線へのヒットから口火が切られます。そして、伊藤の意表を突くスクイズで3回に先制。その後も、4回に安達のホームランで追加点したのみ。両チームとも4安打という、文字通りの投手戦になりましたが、小技で小気味よく点を取れたバファローズが逃げ切りの勝利を収めました。

今シーズンは森脇監督の突然の休養がありましたが、福良代行監督になってから、良くも悪くも調子は徐々に上向きになりつつあります。森脇監督時代は二軍選手の活躍の場はそれほど数多くなかった(これはいいとも悪いともいえないですけど)のに対し、福良代行になり、宮崎、谷、縞田、伏見と二軍に固定されていたような選手が、一軍に上がり、しかも堂々と活躍しているのはファンにとっては嬉しいところです。もちろん、小谷野やバリントンなどの怪我の影響もないわけではないですが、生え抜きの選手が活躍しないチームは、やはり上位には食い込めないように感じています。

どこか来シーズン以降の戦いも見据えつつ、上位進出のため、区切りの40勝、50勝、と目指していってほしいなと思います。

次回観戦予定は怒涛の8月連続観戦オープニングの、東北楽天戦です。

おまけ

2015/7/20

気になった選手に入れ忘れましたが、西武の脇谷はここに来てユーティリティぶりを発揮しています。西武で手薄なライトを務め、途中からファーストに入るという多才ぶりを魅せています。

2015/7/20

ここ数年、京セラでの西武戦というと、西武のファンは少なくて寂しい感じでした(一昨年などは、テレビ中継にほとんど西武ファンの応援が聞こえてこないほど)。風に聞いた話では西武の関西応援団が数年前に解散した影響なのだそうですが、今年はやけに盛り上がっていたのは、博多から遠征してはるんですね。。これはこれでご苦労様です。思えば、博多はもともと西鉄時代の本拠地ですもんね。

2015/7/20

ヒーローは安達、縞田の2012年同期入団コンビ。この勢いで、若手から球団を立て直してほしいです。

7月 23

世間はオールスター明けですが、ここでは交流戦明けの試合のレポを。

2015/6/21

オリックス・バファローズ vs 埼玉西武ライオンズ

観戦日時:2015年6月21日(日)13:00プレイボール
観戦場所:京セラドーム大阪 1塁側内野B指定席
結果:0対8 前日に引き続きの大敗

観戦勝敗:5勝5敗

さて、交流戦はパがセを圧倒し、12球団順位でほとんど上位にパのチームが占めたという結果に終わりました。その中でバファローズは阪神には大勝したものの、広島には三連敗を喫するなどもあり、その上位を占めたパの中でも順位的には中位、パに限ると最下位という結果に終わりました。まぁ、後半になるに従い、徐々に調子はよくなっているものの、借金二桁というところをなかなか抜け出せないだけに、後半戦に向けたキッカケを早く掴みたいところでもあります。

そんな中での、交流戦明けのパのゲーム。好調西武との三連戦で、1戦目は神戸でいい形で勝てたものの、2戦目は二けた得点を許す大敗。この日も結果からいうと、無得点に終わる敗戦で終了しました。

2015/6/21

この日のバファローズの先発は金子。復帰戦から徐々に上げてきてはいるものの、やはり今年の金子は昨年までのような天才肌的な投球というのはどうも感じられません。一番気になるのは、コントロールがしっかりと定まっていないこと。変化球を、キャッチャーが構えたところにピタッと合わせることができる金子が、今年は変化球自体はキレているものの、思ったところにコントロールされずにイライラする面を多く見ているように思います。

それでも、この日は2回に中村に先制となるホームランを浴びたものの、序盤は苦しみながら、緩急をうまくつけることで押さえていたと思います。ところが6回のメヒアから浴びたスリーランなどもあり、西武の一発攻勢に沈んでしまった感があります。その後に、出てきたマエストリ、高木のリリーフ陣もピリッとしませんでしたね。

2015/6/21

一方の西武の先発は菊池。この人は球の勢いだけで投げているという印象でしたが、今年は制球力もなかなかついてきて、持ち前の投げっぷりの良さも相まって、この日はいい投球ができていたと思います。荒いときは四球が多くて自滅するタイプでもあるんですが、この日はファアボールも2と少なく、バファローズ打線は手玉に取られた感があります。

2015/6/21

それでは気になった選手を。まずは西武のメヒアでしょう。春、神戸で見たときはほんとサッパリという感じでしたが、夏になってくると調子が上がってくるのはさすが南米人。この日のホームランも快音を残して、ボールは一気にレフトスタンドに消えていきました。カブレラとは一味違うアッパーな形で打ってきますが、あのバッティングフォームで、よくバットに球が当たるなといつも感心します。

2015/6/21

あとは大阪桐蔭の期待の星・森でしょう。ここまで一軍にほぼ定着し、DHポジションを死守(交流戦時に外野守備はありましたが)しています。オールスターも新人ながらにファン投票一位を獲得し、いろんな意味で今後が期待大な選手です。

少し前の試合なので、観戦記はここまで。次回はオールスター明けの埼玉西武戦です(笑)

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