「モンスターズ・ユニバーシティ」を観ました。
評価:★★★★
(★は星1つ、☆は星半分、★★★★★が最高で、★が最低)
3Dの字幕版にて。
ピクサーの大ヒット作「モンスターズ・インク」の続編は1作目の前段となるお話。彼らが売れっ子”怖がらせ屋”になる前の学生時代を舞台にしている。見た目の怖さと血筋から”怖がらせる”ことに関しては天性の才をもつサリーと、小さい頃の夢を実現させようと努力を重ねるマイクが、”モンスターズ・ユニバーシティ”で繰り広げる波乱万丈劇。アメリカの学園ドラマの構図(見た目のカッコよさのエリートグループと、才はあるがいじめられ屋の劣等グループ)をうまく取り入れ、マイクがサリーをコンビを組むまでの物語を丁寧に組み上げている。
今回のテーマは”人生における挫折と夢”だろう。夢をもって努力しているが”怖がらせる”才能に欠けるマイクと、天性の”怖がらせ力”はあるのに努力を全くしないサリー。ひょんなことから学長に目をつけられて挫折し、劣等生チームとしてコンテントに出ることになる2人だが、そこでの出来事が2人を徐々に変えていく。
詳しくはネタばれになるので書かないが、大きな目標を持つことも大事だけど、今この瞬間にどういうことを考え、どう行動するのかが、その人の将来を決めていくという”挫折の中での生き方”みたいなものに凄く共感しました。エンドクレジットにあるように、学校の後の2人も努力を重ねて、”モンスターズ・インク”での花形スターになっていったのです。努力とは同じことをただ続けるだけではなく、そこでどう成長するかを考えること。そういう努力を積み重ねた人が成功を収めるのでしょう。
作品のメッセージ性は1作目よりもだいぶ上。ただ、前作のブーのような印象付けるキャラクターがいない分だけ、見た後の印象が少し薄いのが気になりました。