5月 12

前回からの続き。。

次の日のホエールウォッチングがなくなったので、新宮方面から串本に向かってドライブすることに。この日は天気は何とかよかったんですが、風が強く天気が悪くなる前触れみたいなのはありました。

で、まず訪れたのが、

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串本海中公園。ここは実際の海の中も見れることで有名ですが、なんか道の駅みたいな外観でしたw

ここでの写真もいくつか。。。

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水槽展示は小さかったのですが、、

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見所の一つがこの小さい亀たち。亀たち展示がいっぱいあって、これが見所の一つになっていました。

そして、見所の海中展望塔。気づかなかったのですが、海は結構荒れ目でした。これならホエールウォッチング中止もやむなしかな。

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なぜか、塔内にいるときに白黒表示になってしまった設定が直せなかったのですが、こんなアニメのように魚がよってくる光景が見れました。

その後は本州最南端の潮岬でも行こうかと思いましたが、風が強くなってきたので新宮に戻る道中に、くろしおの車内からも見れた橋杭岩を見にいくことに。初めて近くで見ましたが、表面だけでなく地下のほうでも繋がっているというのが非常に神秘的です。

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岩場だけ見ていると、太古の世界にきたようですw

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で次の日のは何をしよーと思いながら、夜を迎えるのですが、そのとき事件はおきたのです。。

ちゃららっちゃちゃーちゃー

と書いて次回につづく。。w

5月 04

今年のゴールデンウイークは特に予定がなかったので、どうしようかなと思っていたのですが、何気にネットサーフィンしてたら、前に沖縄行ったときにできなかったホエールウォッチングが和歌山のほうでも今の季節はできるみたいでいざ和歌山へという予定を立てました。

それより以前に紀勢線をグルっと一周回る旅も計画してたのに、入院やらいろいろあってできずにいたのでそれをこなすのもいいかなと思いました。

それで乗ってみたかった、、

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スーパーくろしお号に乗車。。えっと、前に計画したときにオーシャンアローだったけど、まあいいかw ダイヤ改正で京都駅の始発がオーシャンアローからスーパーくろしおに変わったみたいなので、これで満足して乗ることにします。

#グリーン車も早割みたいなので安く取れましたし

なんたって、紀勢線特急の見所は海沿いを走るその眺望。特に、和歌山方面に向かう先頭車両のグリーン車は

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このパノラマ。乗り鉄にはたまらないですよねw

実際に僕が乗ったのは先頭じゃなく、グリーンの二列目でしたけど。できれば先頭の座席を確保したほうが楽しめます。

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ホーム停車中のくろしお。京都ではホームが和歌山より高いのか、若干車両が低く感じる。

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途中に通った京セラドーム。先頭から見ると迫った感がすごいw

結局、僕の前の席は白浜までのお客さん以降誰も座ってこず。紀伊勝浦までは鉄ファンなおっちゃんに占有されてましたが、紀伊勝浦から新宮まではグリーン車自体に人が極端に少なくなったので先頭に座ってみました。

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自慢じゃないけど、勝浦から新宮までが大きく海が開けるポイントがあるので、ここが見ものでしたw

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途中でオーシャンアローとすれ違い。

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そんなこんなで新宮に到着。京都から4時間半近くかかっているのですが、そんなことを感じさせない楽しい旅でした。

そして、新宮に着いて、レンタカーを借りると同時に明日のホエールウォッチングの乗船確認の電話を。。ところがここで最初の散々が、、明日は天候が悪化する予報が出ているため欠航が決まったとか、、せっかくの旅の大きな目標の一つがなくなったのでガッカリ感は否めませんでした。

まぁ、気落ちしててもしょうがないので、お昼を食べてなかったので紀州マグロでも食べに、車で勝浦へ。この日は天気もよかったので海沿いのドライブは楽しかったです。

ところが勝浦について二つ目の散々。駐車場が空いてなく、待とうかと思っても、駐車場のおっちゃんの邪魔やからというぞんざいな対応にブチ切れ。マグロを食べずに勝浦をあとにすることに。。

途中でコンビニでお腹を満たし、せっかくなので串本までドライブしてみることにしました。

つづく。。

3月 05

正月の日記にも書きましたが、今は京都の山科(大石蔵之介が討ち入りまで隠遁生活を送っていた場所)に住んでいて、4月終わりより東京に移ります。仕事の関係で東京の住むところが浅野内匠頭や四十六士が眠る泉岳寺の近くということもあり、赤穂浪士に勝手にシンパシーを感じちゃっています。そこで東京に移る前に、赤穂の義士たちにパワーをもらうべく、赤穂への旅行を決意しました。

まずは高松の朝から移動。今回の高松はとにかく寒いというイメージしかなかったな〜


なんか分からんけど、駅前にあった鬼のレリーフ。


まずは岡山までマリンライナーで移動。今回の旅では初めて電車を使います。


瀬戸大橋を渡るところでは天気も良くて、気持ちよかったです。

さて、岡山までマリンライナーで移動し、そこから赤穂線に乗り換え、終点の播州赤穂までやってきました。

赤穂といえば、赤穂の天然塩。それを使った赤穂の塩ラーメンを駅前ビルで食してみました。透明で飲みやすいスープ。さくっと食べることができました。赤穂にこられたらオススメです。


昨日に続いて、天気が微妙でしたが、とりあえず徒歩で赤穂城に向かいます。


平日のせいか、それともあまり賑わうところでないのか、赤穂は静かなところでしたw


城に向かう途中にあったのが、このいきつぎ広場。別に観光客向けの休憩所ではなくて、浅野内匠頭が江戸城の廊下で吉良を斬りつけ、その日のうちに切腹を命じられた後に、赤穂に主君の自刃を伝えに飛んだ伝令が息継ぎのために飲んだ井戸がここといわれています。


赤穂城に向かう道中も、白壁のお店が立ち並んで観光ムードを盛り上げています。あまり賑わいがないのがなんなんですがw


そうこうしているうちに赤穂城の大手門までやってきました。赤穂城は明治期の廃藩置県で、城自体も一回解体させられているので、今建っているものは現代になって復元されたものです。


でも、城内にある武家屋敷の一部は今でも残っていて、、


大石家の武家屋敷も門扉のところは残っています。


江戸からの早馬がこの門を叩いたと思うと感慨深いですね。この中は大石神社(京都のとは違う)になっていますが、ここはちょっと横道に逸れて、赤穂の歴史資料館に行ってきました。


ここは四十七士の物語だけではなく、赤穂の塩や赤穂城の変遷などの歴史を見ることができます。


ここまで来て、あまり時間がなくなってきたので先ほど素通りした大石神社を詣でます。


山門の外には最近作られた四十七士像が並んでいます。さっきの資料館よりも、ここの宝物館のほうが個人的には一見の価値がありです。討ち入りのときの道具や赤穂城明け渡しのときの貴重な資料が展示されています。


最後は浅野家の菩提寺でもある花岳寺を参拝。ここで赤穂の旅も終了です。

赤穂浪士の物語は史実と違い、歌舞伎で脚色されているところも多いですが、赤穂藩と討ち入り前後の義士たちの一義を実現させようとする思いは、経営学的にも参考になるところが多いです。大石蔵之介という人物も更に研究したいなと思わせます。

今回の四国から赤穂までの旅はいろいろ動きましたが、コンパクトでいい旅でした。こういうのもたまにはやらないといけませんね。次はどこにいこうかなw

3月 05

二日目は直島観光だけの予定でしたが、天候不順でたまたま乗ったバスがフェリーとの接続がドンピシャだったために、結果的に早めに高松まで戻ってきました。

本当は昨日の高知で、日本で残っている屈指の古城である高知城へ行きたかったのですが、時間の関係でいけなかったのでホテルの近くにあった高松城跡に行ってきました。


鬼のようなモニュメントが入り口にあります。高松城は今、天守閣の建設をしていますが、基本的に跡地しかなく、広々とした公園になっています。その中には日本風の庭園があったり、古くからの水門が再現されていたりと見所も多いところです。


日本庭園には梅?みたいなものも咲き始めており、雪が降ってたくらい寒かった高松にも春の訪れを感じさせます。


銀閣という日本家屋。天皇も訪問されたとか。確かに造りが銀閣寺に似てますよね。


この日本庭園を散策中に、石の段になっている道に足をとられ、手をつく暇もなく久々の大コケをしてしまいました。幸い、平日の昼間だったので人もいなく、恥をかくことはなかったですが、公園内で凄まじい音が響いたのではないかと思います。おかげで買ったばかりのデジカメの底面を激しく擦ったほか、膝もおもいっきりうちました。

まぁ、あれだけコケて大怪我しなかったのは幸いでした。


高松自体が港に面した街なので、昔はこの高松城が海にせり出した出城になっていたことを伺わせます。そんなこんながありましたが、高松の旅も終わろうとしています。

<三日目:赤穂浪士を訪ねる旅 〜播州赤穂編〜>につづく

3月 05

四国旅行の二日目は高松からスタート。夜遅く高松まで移動してきたのは朝一の直島行きのフェリーに乗るため。この直島は小豆島の隣にある小さな島なんですが、近年、進研ゼミでお馴染みのベネッセが中心となり、島全体を現代アートの空間にして、多くの観光客を集めている島です。

、ということを雑誌で読んで、行ってみたいと思い、関西にいる間の訪問となりました。


まずは高松港からフェリーに乗り込み出発します。久々の船旅は約一時間程度。大型フェリーなので、それほど揺れもなくて快適な船旅です。


フェリーからも遠目に瀬戸大橋を眺めることができました。


短い船旅を終え、直島の宮浦港にやってきました。ここから町営バスに乗り換えて、まずは、その名もベネッセハウスがある場所へ向かいます。町営バスはベネッセの敷地ギリギリの「つつじ荘」まで行きますが、そこから先は敷地内を循環するシャトルバスに乗り換え、、


ベネッセハウスにやってきました。写真の背景にも分かるように海が綺麗です。まずは朝早くからやっているベネッセミュージアムにやってきました。


敷地外にはプードルくんがお出迎え? といっても、お客様の犬だったのか、見終わった後にはいませんでしたがw 美術館内は写真撮影禁止だったのですが、雰囲気は金沢にある21世紀美術館の規模が小さい版。現代美術はアートの中でも一番苦手な分野なのですが、フラッグをありの巣に見たてて、世界を表現したアートや、ウルトラマンの塩ビ人形がいっぱい並んでいた(セブンとか小さい頃もってたしw)アートは気に入りました。


ベネッセミュージアムから次の李中美術館まではシャトルバスの時間に開きがあったので、徒歩で移動してみました。ベネッセの敷地内なので車が通るのは稀で、車道でもゆっくりと移動でき、おまけに島の綺麗な風景を眺めながら散策気分で移動できます。


途中にもいろいろなアートスポットがあります。


李美術館に到着。ここは先ほどのベネッセミュージアムと違って、規模は小さいですが、空間を意識したアートを見ることができます。


撮影可能な屋外アートはこんな感じでしたw

鑑賞後、屋外の様々なアートを堪能しながら、町営バスの始発点であるつつじ荘まで徒歩で戻っていきました。


こんなところにもアートっぽいものがあったりw


この戻り散策中にポツポツと空から白いものが降ってきました。宮浦港にきたときは晴れていたのですが、いろいろ回っているうちに雲行きが怪しくなり、雪となってきました。


写真で分かるか微妙ですが、テラス前の黄色いカボチャが見えなくなるくらいの大粒な雪が降ってきました。雨宿りしようにもカフェとかに入るしかなくて、高いコーヒーを飲むよりはいそいそと町営バスに乗り込み、本村港のほうへ移動していきました。

本村では家プロジェクトとして、様々な町の施設をアーティストが手がけた作品が展示してあります。


その中でも感動したのが、この南寺という作品。係員に促されて、真っ暗な回廊を手探りで歩いていって、ベンチに座ると目の慣れと光の演出でじわりじわりと光の筋が見えてくるのです。説明にもありましたが、どうやら仏教の禅の世界を体験するように作られているみたいです。よく禅僧は自身の中に仏を見い出す得度を得ますが、きっとそれはこんな風に深い時間の谷間に現れる一筋の光のようなものなんだろうなと思います。そこでは光は波ではなく、粒子のような物質にも変化する。それを手によるように感じることが出来、言葉にできない感動を覚えました。


その他にも街中には展示物でなくともアートを意識した作品がいたるところにあります。でも、どこか目線を下げると小学校の頃の通学路を思い起こさせるような風景を至るところにみることができます。

途中乗ったシャトルバスのおじさんに、あの斜めに曲がった板とか、カボチャとか何の意味があるんかねーという話になりました。でも、僕はその何か分からないもやもやとした感情そのものがアートなんかなと思います。何か分からんけど、この形好きとか、何か分からんけど、この変な色嫌いとか、そういう理屈なしにダイレクトに感情に訴えてくるものがアートのよさだと思います。僕は美術館とか行ったときには、解説どうのこうのより、この感情を大事にしたいなと思います。

<二日目おまけに続く>

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