3月 04

スマートフォンが日本の携帯電話の契約数の1〜2割に迫ろうとする勢い。こういう問題が徐々に出てくるのかもしれません。

ネットワーク接続遮断まで起こしたKTとサムスンの大激突

少し前のニュースですが、お隣韓国で、ハードメーカーのサムスンと通信事業車のKTががっつりと激突しました。問題は、サムスン製作のスマートTVのトラフィックに懸念したKTが、スマートTV向けの通信を全て遮断したこと。ネットワークの中立性という問題をはらんでおり、僕は注目をしてました(結局、KT側が和解という形で折れたようですが)。

これは日本でも起こる問題。特にモバイルは顕著で、昨今ではスマートフォンのトラフィックでドコモauで通信回線自体がパンクしてしまう現象が起きています。

僕はドコモをメインに使っていますが、携帯回線自体が落ちてしまった例の事故も経験しましたし、金曜夜などの繁華街でなかなか通信できない状況も経験しています。各社とも、WiFiへのオフロードサービスを展開していますが、個人の通信状況を制御できないのは然り。ポイントサービスなどの活用など、サービス面でのブレークスルーを作らない限り根本問題は解決されないように思います。

これが車と道路の関係でいうと、公共の道路をメンテナンスする費用、新規に建設する費用は各種税金でユーザーから吸い上げる仕組みになっています。無論、通信でも通信費用という中に直接費用の中に盛り込まれているのですが、例えば、動画やゲームなどで頻繁に通信するユーザとそうでないけど、定額制のリミットは使うユーザと同じ料金でいいのか?など費用面で考えないといけないところは出てきそうです。

米国や近いところでは香港などもデータ通信料定額制から従量制に移行しました。単純に費用の問題に落とし込むと、日本もそうならざるを得ないのかもしれません。

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