3月 07

四国から大阪に移動し、今年京セラドーム初見参です!

オリックス・バファローズ vs 東京ヤクルトスワローズ

観戦日時:2012年3月6日(火) 13:00プレイボール
観戦場所:京セラドーム大阪 1塁側後方内野自由席

結果:2対3 2アウトランナーなしから3失点って、、

さて、京セラドーム初見参。平日、しかも昼間のゲームなので人手はあまりないだろうと思っていたのですが、ところがどっこい結構人がいました。無論、シーズン中ほどの人手ではないですが、チケット売り場に行列ができたり、B’sShopも人で溢れかえったりと、やはり本拠地初戦は人が集まるということでしょうか。

今年の京セラはちょっと変わったところがあります。一番分かりやすいのは外野フェンスが大リーグのようなクッション性の壁に変わったこと。去年までは守備の際、ぶつかって立ち上がれなくなる選手も少なくなかっただけに、これはいい取り組みではないでしょうか。カラーもサードユニフォームのようなネイビーに変わっています。

高知のときは気づかなかったですが、キャッチャーのプロテクターの色も微妙に昨年より濃くなった気がします。

今日もセカンド練習は山崎と小島だけ。後藤はちゃんと復帰してくれるのか気がかりです。

さて、そんなところで今日のオーダー。野手陣を見ても、バファローズ、スワローズともにほぼほぼベストなメンバーが揃ってきたように思います。

バファローズの先発は大方の予想通り、今年の開幕投手当確のエース金子。この日は3回までの投球でしたが、もう文句なしといっていいでしょう。まっすぐ、スライダー、カットボールやカーブなど球種も多彩で、全てにキレがいい球。無安打のシャットアウトでいい仕上がり具合だと感じます。開幕まで是非、この調子で上げてもらいたいです。

一方、スワローズの先発はロマン。オープン戦序盤ではありますが、この日だけで6回ぐらいまで投げていたかな。僕は全然初めて見た選手ですが、投げ方がメッセンジャーのように軸足を立てて投げるタイプの選手。前に西武にいたシコースキーも極端にそうでしたが、外国人ピッチャーはこのタイプが非常に多い。見ててつんのめらないのかなと思うのですが、よほど上半身の力がないとこのピッチングスタイルは合わないと思います。メッセンジャーよりも球威はない感じで、コントロールも結構アバウトな気がしますが、牽制などの小技が意外に巧いのはビックリしました。

オープン戦なので試合の流れや結果よりも、よかった選手、悪かった選手をざざっと上げていきます。まずは先発の金子以上に印象がよかったのが、マクレーン。昨年はデビューの出だしこそよかったものの、球威のなさが露呈した後半の打ち込まれようでした。今年も球威のなさは相変わらずですが、昨年より腕がしっかり振れているので、彼の持ち味であるスライダーの出し入れがピッタリハマっていました。4回くらい投げましたが、この感じを持続できれば先発ローテに入れてもいい(ロングリリーフ向きとも思えなくもないですが)と思います。

次は高知でもよかった高橋信二。この日も左中間に鋭い二塁打を放ちました。やはりダイナミックなフォームからの鋭い当たりというのが持ち味なので、この勢いをシーズンに入っても続けてもらいたいです。

もう一人、高知でもよかった選手w 後藤がいないセカンドに入っているルーキー小島。この日もランナーが二塁にいる状況で、最低限の進塁打でキチンと仕事をこなして好印象。前も書きましたが、彼は大きいのというよりとにかく粘れるついていく打撃ができるのがいい。選球眼がつけば四球を選べるし、今日のような最低限の仕事もちゃっかりこなせる。これで足も速いと聞きますから、後藤が復帰してきたとしても上手く使ってあげたい選手です。

あと、この日一番大きな拍手が起こったのは、ベテラン北川の代打出場。昨年のロッテ戦でアキレス腱断裂という大きな怪我から見事に復帰してきました。ライト前のポテンヒットという結果でしたが、打撃フォームは鋭いので、高橋信二といいベテラン争いをしてもらいたいです。

一方、ヤクルトでよかった選手。この日は宮本でしょう。守備で李の鋭いヒット性の当たりをスライディングキャッチ。1アウトをきっちり取り、打撃も鋭いものがありました。もう40を超えた選手とは思えません。今年もしっかり現役で結果を残せる選手でしょう。

あとはマルチ安打を放った武内。こちらも粘りの打撃で率を稼ぐタイプでしょう。バファローズの小島もそうですが、こういうしっかり仕事をしてくれる選手がチームプレイでは必要なのです。

一方、ダメだった選手。バファローズは新人の佐藤投手。高知でも最終回に登場してましたが、印象としてはボールの軌跡に癖のない選手だなーと思いました。この日もそういう印象で、もう少し伸びが出ればオーソドックスだけど使える選手になると思ってました。ところが8回、バレンティン、森岡とあっさり打ち取ってツーアウトから連続安打で3失点。見ている感じでは武内、相川のヒットは仕方がないにしても、山田のところでスイングアウトのところをファアル判定されたことにどこか心の中で緊張の糸が切れたと思います。その後、安易にストライクを取りにいったところを打ち込まれました。本人はそういう隙はなかったとは思いますが、投球に余裕がなくなったのは確か。開幕まで時間はあるので、悪かったところを修正してもらいたいです。

ヤクルトではミレッジ、バレンティンの両外国人がダメダメに見えました(特にバレンティン)。あんなにボール球に食らいついていってはいけないでしょう。バレンティンもこの二年目の壁をどう乗り越えるかが、今シーズンの課題のように思います。

ヒットはありませんでしたが、バファローズの坂口、大引(大引は高知と違って、この日の打撃はよかった)、スワローズだと上田あたりの身体のキレの良さは感じました。

オープン戦は結果ではないとはいいながら、見に行った試合で連敗はないよな(笑

明日は気持ちよく、東京に帰らせて下さいw 続けて明日も京セラで、中畑新監督の横浜DeNA戦を観戦予定です。

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