9月 22

たまには仕事に関わることも書いてみます。

今、仕事の一環で「チーム医療」というのが一つのキーワードになっています。

単純に言葉尻を捉えると、医者だけでなく、看護師や臨床検査技師、薬剤師、理学療法士など、医療に関わる全ての人間がチームで行うことと捉えがちです。

でも、このチームは単なる病院内に留まらず、プライマリケアや二次医療、三次医療という階層に、地域という枠組みまで広げるという見識もあります。

果てまた、厚労省の審議会を見ると以下のような記述をしている人も、、

厚生労働省:2010年7月16日 第2回チーム医療推進会議 議事録

今日ここには出てきませんが、患者さんそのものもチームの一員であるという考え方があるわけで、したがって患者さんはもっと勉強してほしい。患者さんが勉強すると、私たちも勉強しなければいけないという比較的ポジティブなスパイラルにチーム医療そのものが論理的には乗ってくるのではないかなと思っています。

こうなると患者個人や家族もチーム医療の一員に加わらなくてはいけないようです。

その枠組みでどんな治療を行うのか、そのためにITとしてはどこを担えるのかを考えていかなくてはなりません。電子カルテで院内の情報化、地域連携をするような仕組み以上の情報基盤がいりそうです。

preload preload preload