10月 08

チーム医療に関する審議会が行われています。

今行われているのは主に看護師の業務拡大について、特定看護師等、専門教育を受けた
看護師にどこまで業務を拡大する権限を与えるかを医師や看護師に各手技別に調査を
かけている段階です。

開業医は看護師の業務拡大に強く反対:日経メディカル オンライン

10月6日、厚生労働省の第4回「チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループ(WG)」が開催された。この日は、前回発表された看護師の業務実態調査の詳細な結果を公表(関連記事:2010.9.28「看護師の業務拡大は医師が強く支持」)。病院勤務医は看護師の業務拡大に前向きな一方で、開業医は慎重な姿勢であることが調査結果にはっきりと表れた。

これは何でかなーということを考えてみました。

理由1)プライマリケアで看護師業務が拡大すると、開業医の立場が危うくなる
  ⇒ どれだけできない医者かと思いますが、在宅機器の設定変更、
    医療ガスのメンテくらいで治療費を取る医者ならやりかねません。

理由2)仮に看護師が医療ミスをした場合、管理医師としての責任問題となる
  ⇒ 医療事故が万が一起こった場合の体制というのは、小さな病院になれば
    なるほど厳しいのかな(今までは医師の裁量の範疇で大きな手技は
    中核病院に任せられたのがより一層の医療分業が確立してしまう)と
    思います

特に理由2とかで、医薬分業が更に進んだときのリスクの抑え方とかは
問題になってくるのかなと考えたりします。

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