先週、関西観戦に行ってきました。久々の関西観戦です。
本当は関西開幕に来るつもりでしたが、4月のしょっぱなから、レジェンドの1つであるOSAKA CLASSICがあるとのことだったので、この日に合わせて来ました（移動が少し大変でしたが。。）。
さて、
オリックス・バファローズ（近鉄バファローズ）vs 福岡ソフトバンクホークス（南海ホークス）
観戦日時：2013年4月21日（日） 13:00プレイボール
観戦場所：京セラドーム大阪 1塁側S指定席（1塁ベンチ上方）
結果：1対9 序盤は投手戦も、最後は大味ゲームに。。何か既視感。。
観戦勝敗：2敗
レジェンドということで近鉄Tシャツ（1塁側指定一部）、南海Tシャツ（3塁側指定一部）もあった太っ腹バファローズ。今回は敵側も巻き込んで（ホークスも75周年ということもあるので）、京セラドームを亡き大阪球場に見立ててのレジェンドになりました。
内川さんの南海ユニフォームも似あってます。
そんなバファローズの今日の先発は、今年の期待の外人ディクソン。オープン戦の出始めの頃をテレビで見た感じは、球が高めに上ずる感じが拭えませんでしたが、ところがこのピッチャー、登板する度に良くなっていったんですよね。開幕戦の千葉のゲームなんか、本当に素晴らしい出来でした。
実際に初生でこの投手を見た印象は、球の勢いはそれほど感じられなんです正直。コントロール型のピッチャーなのかなと思います。でも、やっぱ腕がよく触れるのがいい。序盤はそれでバッターのタイミングを微妙にずらした凡打が多かったです。
一方、ホークスの先発は2年目の武田。昨年はルーキーながら先発で8勝を上げたものの、今年はここまでピリッとしない出来。この日の立ち上がりも球は散らばり、初回は30球近く費やすなど、決してよくはありませんでした。ところが2回にラヘアのソロでホークスが先制してから、すこぶるよくなってきました。コースはやや上ずるところもなくはないのですが、球のキレが抜群。それに縦に変化するスライダー（？）の曲がり具合が最高。バッターボックス手前で急激に下向きに落ちる球には、李デホもタイミングをうまく掴めないでいたようでした。
そういった武田の持ち直しに対して、対照的だったのがディクソン。このピッチャー、どうもノーアウトでかつ足の早いランナーが出ようものなら、極端に腕のふりが縮こまってくる印象。それでコントロールを見だして、松田に追加点となる二点タイムリーをくらいました。ここでディクションはお役御免。いいピッチャーなのは間違いないと思うので、カウントの整え方、打者の勝負どころをもうちょっとキャッチャーがコントロールしてやると、もっといいものが出てくるように思います。
松田さんは見事でした。
この日酷かったのはディクソンでも、武田に打てなかった打線でもなく、ディクソンの後に出てきたリリーフ陣でしょう。制球力がまだまだな中山、球の走らない桑原、球は走るけど使い方が悪い森本と、6回以降はホークスに毎回得点。ツーアウトランナーなしから失点というお粗末なこともやっていたな。。
この崩壊の仕方、何だか前に見たことがあるんですよね。それは、僕が初めてバファローズを応援し始めた2009年。ローズ、カブレラ、ラロッカ、フェルナンデスという強力外国人を抱えたシーズン。打線はすこぶる点を取るのだけど、それ以上に点を取られるセットアッパー陣。あの頃の空気感が蘇ってきます。それは今日だけじゃなくて、開幕戦の2試合連続サヨナラ負けの時も感じたし、ホークスのヤクオフドームの試合（序盤大量得点も、終盤でサヨナラ負け）なんかも象徴的です。せっかく岡田監督時代に投手陣を大なたを振って改革したことが、全然意味がなかったということでしょうか。
糸井のバファローズユニはカッコイイけど、この日は不発。
Tもなんとなくヒットが出ているけど、調子はあんま良くなさそうですね。。
勝ちゲームのパターンは何とかまだ見えてるのですが（岸田、佐藤、平野のリレー）、せった試合やビハインドの試合で、こんな傷口だけを淡々と広げるリリーフ陣では困ります。ここは一昨年の日ハムの増井や、ロッテの伊藤のように、負けていても勝ちに試合を引き戻せるロングリリーバーが一本欲しいとこです。昨年までは香月がこのようなポジションでフル回転して、いい役割を演じただけに、このポジションを任せられそうな一枚がぱっと思い浮かばないのも寂しいところです。
次回はGWに、北海道に飛びます。札幌にて、ファイターズ戦を観戦予定です。
＜おまけ＞
この日の始球式は昨年まで日ハム投手コーチの吉井さんでしたｗ
元近鉄でしたからね。大リーグから戻ってきたときもバファローズでしたね。
森脇監督も、秋山監督も、微妙に違うユニフォームのような気がするのは気のせいでしょうか（笑
