7月 16

ワイルド・スピード

「ワイルド・スピード EURO MISSION」を観ました。

評価:★★★
(★は星1つ、☆は星半分、★★★★★が最高、★は最低)

このシリーズももう第6弾。前回はMEGA MAXという某牛丼屋のメニューみたいなタイトルになっていましたが、今回はEURO MISSIONとどこかヨーロッパのお洒落調にしたタイトルに(原題は「FAST & FURIOUS 6」というそのままなんですけどね)。カーアクションの力感はさすがの迫力関満載。このシリーズはアクションに毎回見せ場を作っているのですが、今回は戦車も爆走するというド派手な物量感を見せています(個人的には前回の金庫アクションが最高と思っていますけどね)。

こうしたアクションシーンの力強さと物語のほうのバランスが今回はイマイチだったかなと思います。全体が少年漫画風な物語構成になるのは持ち味だとしても、今回の取ってつけたような中盤の切り返しはどうもすっきりとしない。アクションが重要という組み立てはしょうがないにしても、この取ってつけた感をなくしてストレートな物語にするだけで何倍もいいものになると思うんですけどね。

エンドクレジットからいって、このシリーズは主役や準主役級のキャラクターを変えながら延々と続きそう。カーアクションは一定層お客が入るものなので、彼らが爺さんになるまで続けて欲しい限りです。

preload preload preload