1月 24
1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書く ボクのインプット&アウトプット法

1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書く ボクのインプット&アウトプット法

「1日に10月の本を読み3日で1冊の本を書く ボクのインプット&アウトプット法」を読みました。

タイトルから想像すると、1日に10冊本を読め!!系の本なのかなと思いましたが、よくよく読んでみると結構参考になる自己啓発本でした(笑)。ブックカバーも読書しているし、タイトルに二回も本が出てくるので、読書系の本なのかと思ってしまいますよね。

マークした中で、唯一本について書いているところはここくらいかな。

時間を忘れて没頭できるものが、本当にあなたに向いている本なのだ。大好きで没頭できる本は、いちいち周囲の目を気にして読まないはずだ。脇目もふらずに読んでいる姿が、あならにとって最高の速読なのだ。(P.35)

本屋に本を買いに行ったときに、本を選ぶポイントって、パラパラめくったページに書かれた日本語がすっと自分の中に入ってくるかこないかだと思います。読ませる本って、ほんとに何気なくめくったページでも話に引き込まれてしまう。そんな引力があると思います。

あと引用はしませんが、読書に書かれていたこととして、本が好きな人は素直な人が多いということ。本はどんなジャンルであれ、著者の意見が反映されているものであり、それを読むということは、その著者の意見を聴いているということにつながっている。そんな人の意見なぞ知りませんという人は受け入れられないだろうしと思いますし。素直になりたければ、本を読めということなのかなと思います。

その他の部分は、本というより、いろんな場面でのインプット&アウトプットについて書かれています。

学生時代と違い、大人の勉強はルールが一変する。あなたにとって忘れたくなくれも忘れられないことを追求することが、大人の勉強だ。 (P.17)

社会人になってから100点でスタートしようと考える人は、不合格なのだ。そんな呑気なことをやっていては、30点でスタートした人に完敗してしまう。30点でスタートできることが、社会人のエリートの必須条件なのだ。(P.22)

僕は正直、学校での勉強は基本嫌いでした(研究室の研究とかは好きでしたけどね)。詰め込むだけ詰め込んで、テストで力量を発揮すればそれでよいという形。劣等生だったこともあるけど、テストのためにやる勉強(社会人だと資格系の試験とかかな)は未だに嫌いです。

大学院のときとか、社会人になってから、別の意味で勉強が好きになったのは、やっぱりテストのために勉強することが勉強じゃないということでしょう。もちろん、仕事をやるためにとらないといけない資格のための勉強というのはあるのでしょうけど、仕事をこなすために勉強しないといけないとか、純粋に好奇心から勉強できるって、なんて幸せなことだろうと思います。今読んでいる別の教育系の本の受け売りですが、人は千差万別なのに教育のしくみが1つ(特に、小中学校の義務教育)なのは変でしょう。個別個別に教育をしていく仕組みが、特に先進国は必要なのではないかと思います。

社会人になって大学の講義や科目履修をしてみたこともあるんですが、単位を取ったり、学士・修士を取ることの意味ってあるのかなと行きながら感じていました。それでも社会人になって学習するというのは、学校のときのようにカリキュラムがあるわけではないので、何をどう学んでいくのかという意識を常に持たないといけないなと感じています。

自分の一番好きなことを10年間深堀りしていくと、必ず魅力的になる。10年間深堀りするためには、様々な分野と繋がっていかなければならない。(P.66)

自分も社会人になって10年。そろそろ好きなことを仕事にしていくために、いろんな仕事を好きなことにつなげていけれるようにしたいなと思います。

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