8月 04

連日うだるような暑さが続いていますが、この時期は高校野球シーズンですよね(⇒僕は観てませんが、、)。そんなときでもドーム観戦だと、暑さもしのげて便利です。

2015/7/20

ということで。

オリックス・バファローズ vs 埼玉西武ライオンズ

観戦日時:2015年7月20日(祝) 15:00プレイボール
観戦場所:京セラドーム大阪 ビュー指定席やや一塁より
結果:2対0 先発両投手の息詰まる投手戦

観戦勝敗:6勝5敗

今シーズンは京都でのオープン戦、神戸でのブルーウェーブ復刻DAY、交流戦後と今回のオールスター明けと、ライオンズ戦を結構な数、観戦しているように思います。ライオンズといえば、東京に住んでいたときも西武ドームに足しげく通っていたので、ソフトバンクや楽天とかに比べて、自分にとってはすごく身近に感じるのも然り。昔、近鉄時代は90年代の黄金2強時代を知っているだけに、ライオンズは自分の中では勝手に”好敵手(ライバル)”扱いしている球団でもあります。

今回はファンクラブ会員DAYということもあり、いつも座っている内野Sか、内野Bあたりの指定席ではなく、少しクラスの上がったビュー指定席を格安で鑑賞しました。京セラドームはネット裏やビュー指定以外だと、どうしてもどこかに死角ができるという困った球場なので、ここでの観戦はゆったり見れていいですね。

2015/7/20

さて、そんな今回の先発はエース金子。ちょうどオールスター明けということもあって、後半戦の開幕を飾るにはふさわしい投手が先発になったなと思います。今シーズンの金子は再三書いているように、昨シーズンまでの完璧さというのは影を潜めているなと感じる、本人にとっても思ったようにいっていないシーズンだと思います。この日も相手先発となる岸とは好対照な印象の立ち上がり。いいと思うイニングもあれば、痛打されるとヒットや長打でランナーを出すという厳しい形もあるという感じ。ただ、復帰後、ドラゴンズ戦あたりから、苦しいなりにここ一番でしっかり押さえるという意識をもって投げれていると思います。1回は栗山にヒットを許すも、続く浅村、中村を連続三振。4回、5回もランナーを出してしまいますが、本塁には返さないという、ここ一番の勝負強さを見せてくれました。速い球がやや暴れるようなコントロールの不安定さはありますが、粘るところでは低めに抑えて投げ込めるのが、やはりエースは金子だと感じさせてくれるところだろ思います。

2015/7/20

一方、ライオンズの先発は岸。こちらも怪我で開幕は出遅れたんですが、金子に比べると、岸の持っている力というのは今年も健在だと思わせる内容でした。この日も1、2回は完璧な立ち上がり。真っ直ぐ、カーブの緩急バランスも絶妙で、どうしても制球が定まらない金子に比べ、岸のほうが100点満点をつけたくなる出来だったと思います。

2015/7/20

ただ、そんな岸の完璧さにうまくつけ込めたのが、この日のバファローズ。この日、先発だったヘルマンが1回裏に審判への侮辱行為(??と思える内容でしたが)でいきなり退場。その後の守備からついた縞田が、3回にサードの横を強襲するライト線へのヒットから口火が切られます。そして、伊藤の意表を突くスクイズで3回に先制。その後も、4回に安達のホームランで追加点したのみ。両チームとも4安打という、文字通りの投手戦になりましたが、小技で小気味よく点を取れたバファローズが逃げ切りの勝利を収めました。

今シーズンは森脇監督の突然の休養がありましたが、福良代行監督になってから、良くも悪くも調子は徐々に上向きになりつつあります。森脇監督時代は二軍選手の活躍の場はそれほど数多くなかった(これはいいとも悪いともいえないですけど)のに対し、福良代行になり、宮崎、谷、縞田、伏見と二軍に固定されていたような選手が、一軍に上がり、しかも堂々と活躍しているのはファンにとっては嬉しいところです。もちろん、小谷野やバリントンなどの怪我の影響もないわけではないですが、生え抜きの選手が活躍しないチームは、やはり上位には食い込めないように感じています。

どこか来シーズン以降の戦いも見据えつつ、上位進出のため、区切りの40勝、50勝、と目指していってほしいなと思います。

次回観戦予定は怒涛の8月連続観戦オープニングの、東北楽天戦です。

おまけ

2015/7/20

気になった選手に入れ忘れましたが、西武の脇谷はここに来てユーティリティぶりを発揮しています。西武で手薄なライトを務め、途中からファーストに入るという多才ぶりを魅せています。

2015/7/20

ここ数年、京セラでの西武戦というと、西武のファンは少なくて寂しい感じでした(一昨年などは、テレビ中継にほとんど西武ファンの応援が聞こえてこないほど)。風に聞いた話では西武の関西応援団が数年前に解散した影響なのだそうですが、今年はやけに盛り上がっていたのは、博多から遠征してはるんですね。。これはこれでご苦労様です。思えば、博多はもともと西鉄時代の本拠地ですもんね。

2015/7/20

ヒーローは安達、縞田の2012年同期入団コンビ。この勢いで、若手から球団を立て直してほしいです。

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