7月 01

さて、久々の平日観戦となりました。

オリックス・バファローズ vs 阪神タイガース

観戦日時:2015年6月12日(金)18:00プレイボール(球場に着いたのは19時過ぎ)
観戦場所:京セラドーム大阪 内野一塁側B指定席

結果:1対0 最後はあっけない幕切れの今シーズン初サヨナラ勝ち

観戦勝敗:4勝4敗

仕事の都合があって、大阪に行っていましたので今シーズン初の平日観戦。それでも球場に入れたのは19時過ぎ。試合開始1時間少し超えたあたりだったので、3回くらいかなと思ったら、なんてことはない、もう5回まで進んでいました。球場外で電話をしている人から伝え聞いたので、こんなにサクサク行っているということはいい投手戦だったのだなと思いました。

バファローズの先発は山崎福。今シーズン、オープン戦から見ていましたが、オープン戦のちょうど阪神戦で見た、いい印象の投手に戻っているように思いました。この日は5、6回の2イニングしか見れなかったですが、この人の持ち味は何と言ってもいい投げっぷり。コントロールにはそれほど上手いところを感じないので、如何に腕を振って投げこめるかが、この人の好不調のバロメータだと思います。腕を振れなくなって、コントロールの改善が見られないと一軍二軍を行ったり来たりが続くのかなという印象です。

タイガースの先発はメッセンジャー。こちらはさすがのピッチングでした。球の勢い、キレ、コントロールとも抜群。この人のバロメータは気分でしょうね。今シーズンは二軍落ちも経験し、この日の登板も自分の中でピリッとしたものがあったのかなと思わせる内容でした。9回完投の140球近く、四球も1くらいで抜群だったかなと思います。

バファローズ打線は、このメッセンジャーの凄みにある投球にキリキリ舞い。この日のポイントになったのは、10回裏タイガースのネクストピッチャーでしょう。0対0の状況でビジター球団だったら、いいピッチャーをどんどん入れていくのが定石。だから、てっきり呉が出てくると思いましたが、出てきたのは福原。宮崎がセカンドゴロで倒れてから、続けざまの三連打でサヨナラ勝ち(今季初?)を収めました。この日は仕事で移動距離が結構あったので、苦労してこられたゲームを勝ててよかったなと思う試合でした。

続いて、阪神戦の週末観戦ゲームへと続きます。

おまけ

この日は、ブルくん、ベルちゃんの服がB’sユニではなく、何かおかしな格好をしているなと思ったら、協賛のセブンイレブンさんの制服だったんですねー。あとから気づきました。

5月 28

交流戦を控え、本拠地の最終戦シリーズに行ってきました。

ということで、

オリックス・バファローズ vs 千葉ロッテマリーンズ

観戦日時:2015年5月23日(土) 14:00プレイボール
観戦場所:京セラドーム大阪 一塁側内野B指定席
結果:5対6 点差以上に完敗だった気が、、、

観戦勝敗:2勝3敗

さて、この日は交流戦前のホーム最終戦シリーズ。ここまでバファローズは最大の借金13というところで、セ・パ通じても、唯一の借金二桁チーム。ここまでくると5割に戻すだけでも、十何連勝と必要なので、随分と首位とは遠ざかったな感が満載です。優勝を諦めるなとは言わないまでも、とりあえず目の前の試合でファンを楽しませ、勝ち続けて欲しい。最終的な順位は後からついてくるものとして、とにかく目の前の一試合を諦めないでほしいと切に願ってやみません。

と、この日はエース金子の復帰試合。観るゲームはだいぶ前からいつも決めているので、この日に金子の復帰戦が決まったというのは、素直にうれしかったです。そんな久しぶりに観た金子ですが、この日は復帰初戦ということもあって、出だしからピッチングがすごく軽かったように思えてなりません。僕は野球をしたことがないので気軽にモノは言えませんが、リリーフで登板間隔がすごい開いてしまった投手の投げっぷりのような、腕は軽く出ているような感じはするんだけど、投げているボールがすごくフワッとした感じを思えたのです。球速は147キロと最速はそこそこあったように思うのですが、いいときの金子の球のピュッと決まる感じのキレに欠けていたように思うのです。それにコントロールという意味でも、ストライクゾーンにうまくハマっていなかったように思います。

立ち上がりは何となく無難にクリアしたものの、2回に今江から始まる連打で1点を先制され、続く好調・清田の満塁ホームランで、ほぼほぼこの日のゲームは決まったかなという感じがしました。開幕シリーズで見た日本ハム戦でもそうでしたが、初回に満塁ホームランが出てしまうと、その試合が壊れてしまうという感じがしてしまいますね。

一方、ロッテの先発は石川。昨年は1回くらいしか当たらなかったと思うのですが、今年は今回で3回目?くらいと結構対戦が多くなっています。金子のフワッとした立ち上がりに対し、石川は序盤制球力に苦しむ形で、あまりいいという印象ではなかったです。ただ、これこそのらりくらりという感じですかね。特に、バファローズの1回の得点機での拙攻にも助けられの、序盤の満塁ホームランに助けられの、、毎回ランナーを出すピッチングながらも要所は締めていたと思います。点を取られた5回は別として、後半になるほどに彼の持ち味である緩急のつけ方が決まっていたように思います。

さて、気になる選手をば。まずはこの日まで好調だったデスパイネ。グリエルをはじめとして、日本球界でのキューバ人選手の質が問われている中で、この選手はすごく勤勉というか、選手として凛々しいところがあり、敵ながら観ていてすごい選手だなと思います。今年の来日当初は低調だったものの、キューバの国内リーグも含めて、ほぼ1年フル稼働で、この成績を残せるというのは並みの選手ではないなと思います。

バファローズでは、金子の後をリリーフした松葉がよかったですね。開幕前のオープン戦や、侍ジャパンの強化試合を観ても、今年の松葉が球が全般に高い。コントロールしようと思っても、制球がそれほど定まらず、四球を連発してしまうという悪い癖がついてしまったように思います。ただ、球のキレに関しては開幕当初からあると思いますし、コントロールが決まると、バシバシとこれているように思います。この日も、そういういいイメージが出た内容でした。吉田一、山崎福などの若手先発が一軍登録されるようになると、しばらくはロングリリーフの位置かなと思いますが、場数を踏めるということをうまく利用して、自分の組み立て方というのを早く定めてほしいなと思います。

次に心配な選手。バファローズは糸井ですかね。。ここのところは3番に戻って復調してきたのですが、また下降線になってきたように思います。4番のカラバイヨも、そろそろ疲れから悪いバッティングの癖を露呈し始めているので、ここはクリーンナップのどちらか一人は、これ以上調子を落として欲しくないですね。1番の西野がルーキーらしからぬ、活躍を見せてくれるだけに、クリーンナップで必ず返すという基本の役割を忠実にこなしてほしいです。

マリーンズの心配は、もう一人の西野(笑)。昨年までは、コントロールがしっかりしていて、ほぼ無敵の抑えだった印象ですが、この日のピッチングを見てても何か冴えみたいなものがありません。バファローズ下位バッターからの連続ヒットで一時は同点になるかというピンチを招きましたが、1点はあるだろうとも、2点まで入るとは思っていなかったです。最後は、不調の糸井だっただけにラッキーだったかなという面があったことが否めません。この日はセットアッパーのカルロス・ロサのほうが印象がよかっただけに、抑えの組み立て方というのも適時変更しないといけないかもしれません。

さて、交流戦前に勝利で終わって弾みをつけたいところ。交流戦を新たな出発として、(とにかく今は順位関係なく)勝ちを多く積み重ねる試合をして欲しいものです。

次回観戦予定は、交流戦ホーム開幕シリーズの広島戦を観戦予定です。

5月 01

世間はGW中ですが、、

オリックス・バファローズ vs 東北楽天ゴールデンイーグルス

観戦日時:2015年4月28日(火)18:00プレイボール
観戦場所:京セラドーム大阪 1塁側内野S指定席

結果:4対9 終盤の追い上げも、この日いいところなし。。

観戦勝敗:1勝2敗

GWの9連戦初戦となるイーグルス戦。ホーム京セラで久々の西くん、、、と思ったのですが、行く最中にスマフォを確認したら、先発投手がマエストリに変更になっていました。数年前に同じ体調不良で先発を飛ばしたことがある西くん。ウイルス性というものなので、仕方がないかなと思うのですが、プロ野球選手は身体が資本なので、先発ローテを外れるということはどうかなぁと思ってしまいます。

さて、そのマエストリ。先発はすごく久々だと思いますが、この人は球が速いけど制球力がな、、、というところだと思ってしまいます。だからこそリリーフ向けだと思うので、先発の重圧は耐えられなかった印象がします。ボールに苦しんで、えいやぁと投げたボールをペーニャに豪快な第1号を献上。やはりペーニャは京セラが好きなんでしょうね。ホークス時代も、バファローズ時代も、同じような弾丸ホームランを何回も観たように思います。

一方、イーグルスの先発は塩見。いいピッチングながら、まだ今シーズン未勝利という内容でしたが、この日は勝ちにこだわる気迫が、こちらのほうが何倍も上でしたね。コントロールはイマイチに思いましたが、球のキレはすごくよかったように思いました。とはいいつつも、この日は早い回(6回)で降板。1被安打のみの好投でしたが、調子云々よりも、9連戦中にもう1回投げれるように球数制限の中での降板だったように思います。

バファローズはこの日全くいいところがなかったですね。エラーはするわ、守備も緩慢だわ、塩見の前に打てないわの三拍子。9回終盤に楽天の青山が炎上して、長打+ホームランで4点を取りましたが、見ものだったのはここくらいでしょうか。。

打てないのは、塩見がよかったとあきらめたとしても、守備は最低限しっかりやってもらいたいところ。エラーは伊藤の三塁悪送球のみでしたが、セカンドの縞田が逆を突かれたり、ファーストのカラバイヨの動きが緩慢(とれるだろうというゴロが2本くらいヒットになったような、、)だったりと、こういうところをピリッとしないと、攻撃にもリズムが出てこないと思います。投手陣でもリリーフで登板の白仁田がよくなかったですね。高木は及第点で、岸田は守備のまずさはさっぴいたとしても、白仁田はストライクカウントがなかなか追い込めなく、リリーフをしていくにしても苦しい内容だったかなと思います。

とはいいつつも、岸田が復帰。点は取られましたが、球の勢いは健在で、今後が期待される内容でした。2軍でも、平野佳、ブランコが復帰してきていると聞きますし、徐々にチーム状況をよくして、この9連戦をうまく貯金して欲しいなと思います。

次回観戦予定は、大阪クラシックスのホークス戦です。

おまけ

今年絶好調の後藤も久々登場。バッティングスタイルがかなり変わりましたが、あのステップの狭さでよくボールを飛ばせるなと思います。守備でも、軽快なところを魅せてくれました。

いいとこなしの試合にピリッとスパイスを効かせてくれたのが、キャプテン糸井。ホームランで連休最初の試合、今後への期待を持たせてくれました。この日、一番盛り上がったシーン。

T-岡田も久々一軍復帰。復帰するにはいいシーンで代打登場でしたが、サードファウルフライ。。今後に期待ですかね。

10月 27

さて、今シーズン最終観戦となった試合と書いておきます。

千葉ロッテマリーンズ vs オリックス・バファローズ
観戦日時:2014年9月21日(日) 13:00プレイボール
観戦場所:QVCマリンフィールド 内野自由席上方 3塁レフトポール近く
結果:2対7 終盤の集中打で逆転劇

観戦勝敗:6勝4敗

仕事で東京出張していたのと、千葉での用事もあったので、休日にマリンに立ち寄りました。久々のマリン。東京には初夏まで住んでいましたが、今シーズンは西武ドームに行っていただけだったので、千葉マリンは今シーズン初。三重に引っ越してからは、場所がら京セラドームでの観戦が多くなりましたが、やっぱり野外はいいですよね。バファローズの本拠地としては神戸もあるのですが、いかんせん今住んでいるところから神戸は遠い。。数少ない野外観戦をシーズン終盤で堪能できました。

おまけに、この日は超絶と書いてもいいくらい天気がよかった。かといって真夏でもないので、海からの風もすごく気持ちいい。スタンドを少し出るだけで、海がすぐ近くに見えるのも、千葉マリンのいいところですよね。日差しは残暑でまだ強かったのですが、それでも気持ちいい観戦でした。

さて、バファローズの先発はディクソンさん。今シーズンは、この人の先発、何回見たでしょうw まあ、それだけ先発ローテはキチンと回っていることの証明でもあるのです。昨シーズンは夏の時期に故障してしまったこともあり、成績が伸びなかったのですが、今シーズンはフル回転で頑張ってくれました。この日は勝ち負けがつかなかったのですが、今シーズントータルの成績は9勝10敗。昨シーズンも8勝8敗くらいだったので、この辺りはこの人の実力というところかなと思います。序盤の立ち上がりに苦労するものの、いいときは中盤3回くらいからリズムに乗って、7、8回まで抑えてくれる。けど、悪いときは3、4回くらいで畳み掛けられちゃうという感じがあります。この日も序盤はよかったものの、いいときの中盤の波になかなか乗れなかった印象です。悪い時でも粘ることがもう少しできれば、少なくとも勝ち越すくらいの成績は残せるピッチャーだとは思います。なかなか闘争心も激しいし、日本向きだと思うので、来シーズンの進化を期待したいところです。

一方、マリーンズの先発は涌井。この人もバファローズとの対戦は今シーズンたくさんあります(そういう意味では今シーズンのスケジュールの組み方が下手くそなんです。。)。先日、京セラドームでの夏の陣では、この人の復活を感じさせる投球がありました。この日も悪くはなかったのですが、立ち上がりに連打を食らうなど、絶好調というところではなかったかなとは思います。でも、西武時代の終盤などは打たれ始めると、あっさりと打たれ続けてしまう悪い癖は、今シーズンここまで見ていて相当少なくなったように思います。負け投手にはなりましたが、それは二番手であがった藤岡が悪かったので、来シーズンも期待できる選手に成長したかなと思います。

さて、この日特筆する選手を。まずはホームランが出たT-岡田。今シーズンは体重を落とし、身体のキレはシーズン通してよかったと思います。序盤こそ出遅れたものの、好不調の波少なく、出場すれば一定レベルの成績を残せる選手になれたように思います。何といっても、昨年まで見えていなかった内角低めがちゃんと見逃せるようになった。ボール球を振らないという基本ができているからこそ、バッティングの調子が落とすことがなかった要因でしょう。でも、僕はこれはまだ出発に過ぎないと思います。まだ、基本が身についただけ。彼にはちゃんと4番に座れるように、ホームラン数のような長打も、ここ一番でヒットが打てる勝負強さも欲しい。今年の成績をボトムラインとして、来シーズンはこれに上積みを重ねていってほしいと思います。

ちょっと悪い意味で取り上げてしまうのが糸井。彼の今シーズンも体調が万全でないままスタートし、万全でないまま終わったように思います。ベースがすごい選手なので、怪我をしてもそこそこの成績が残せている(なんといっても首位打者)のですが、これが本当に万全の体調だったらどうだったろうと想像してしまうともったいない一年になったと思います。首位打者でなく、3割30盗塁30本というトリプルスリーを平気でやってのけてしまえるでしょう。メジャー行きもささやかれていますが、まずは日本で万全の成績を残せたうえで挑戦してほしいと思います。

マリーンズで気になった選手といえば、キャプテン鈴木大地。今シーズンのマリーンズは決して本調子ではなかったですが、その中でもチーム全体を鼓舞する姿は既に中心選手かなと思います。この日観た角度によるのかもしれないですが、昨年より、少しオープンスタンスになり、より強くバッティングしようとする工夫が見られます。鈴木といえば、シャープなバットスイング中長打(この人の魅力は何といっても三塁打)を打てる選手だと思ったのですが、強味バットスイングがいささかフォームの崩れを感じずにはいられませんでした。井口、サブロー、今江などベテラン選手(里崎は引退だし)から若手への若返りが来シーズンは1つ肝になってくるので、キャプテンとして頑張ってもらいたいです。

あと、写真はないですが、阪神から移籍した高濱がよかったですね。タイガースではなかなか出場機会がなかったですが、彼もハマるとヒットを量産できるタイプなので、来シーズンの内野争いに食い込んでもらいたいです。

次回はおまけのクライマックスシリーズ、ファーストステージをレポート予定です。

10月 22

世間はドラフト一色。日本シリーズの足音が聞こえてくる中ですが、こちらも更新していきます。。

オリックス・バファローズ vs 北海道日本ハムファイターズ

観戦日時:2014年9月7日(日) 13:00プレイボール
観戦場所:京セラドーム大阪 ビュー指定席 ネット裏後方やや3塁寄り
観戦結果:8対4 ペーニャが大暴れ&大谷記念打という印象に残る試合

観戦勝敗:5勝4敗

さて、CSでも当たった日本ハム戦ですが、この日はまだシーズン中の試合です。シーズンとしては京セラドーム最終観戦(CSも観に行ったので、厳密最終ではないですが)となりました。本来なら前日の土曜に行くはずだったのですが、急用が入り、一日ずらした日曜日に観戦。オークションで急遽チケットを買ったのですが、運よくネット裏の好位置からの観戦になりました。

ビュー指定やネット裏は、ランチやジュースが無料でいただける「オープンデッキ」が利用できるので、貧乏性な私はフル活用(笑。内野席で変にいっぱい食事を買い込むより、少し出してネット裏を確保したほうがトータル的には安い気もします。

日本ハムは何といっても稲葉の引退。この日は日本ハムのシーズン大阪最終(CSは別にして)となったので、稲葉も先発出場でした。全打席、稲葉ジャンプの応援は燃えますよね。試合前もできる限り、サインに応える真摯な姿勢もファンに愛された稲葉らしさが伝わります。別の試合になりますが、東京ドームでの試合、札幌ドームでの最終となる楽天戦や、CSファイナル後のヤフオクドームでの暖かい送り出し方など見ても、これだけ全選手・スタッフ・ファンに名残惜しく送られた選手というのも今までいなかったのではないかと思います。すごい。

この日来ていたBBも、稲葉さんに倣って、ファンサービスです(笑

さて、試合に戻りましょう。この日のバファローズの先発は、ドラ1ルーキー吉田。新人ながら、よく頑張っていると思いますが、夏前の好調だった頃に比べると、やや疲れがたまっている感が拭えなくなっている9月。吉田の悪いときは、投げる時に身体の軸が大きくぶれることにあるんじゃないかと。これがうまく制球できないことにつながっているように思います。セットポジションに入ったときなんか、それが顕著に見えています。この日は、そんな悪いイメージを払しょくするような序盤の出来ではあったんですが、中盤でファアボールが続いたことも考えると、今オフは今一度身体づくりからしっかりやってほしいなと思います。

一方、ファイターズの先発は上沢。今シーズンはよく当たっていますが、この日は吉田に比べると、だいぶ良くなかった(笑。球のコントロールがうまくできていないのもあるのですが、球のキレ自体もよくなくて痛打されている場面が目立っているように思います。上沢は球のキレと変化球でリズムをつかんでくるピッチャーなので、キレが悪いと変化球も思うように定まらない。なので、苦し紛れのストレートも長打になってしまうという形にどうしてもなってしまうんですよね。この日は、その悪い面が出たように思います。

この日凄かったのはペーニャ。ホームランも含む、4の4だったように思います。今年移籍してきたときは、なぜペーニャなんかっと思いましたが、その期待以上の働きを(特に前半戦は)見せてくれたように思います。秋口から四番に座っていますが、正直四番というタイプではないんですよね。勝負弱いので。。ここさえ何とかしてくれたら、もっといい選手になれるんですけどね。

また、坂口も後半戦になってから上げてきました。成績面からいうと、今シーズンはまったく、、という感じなんでしょうけど、もう中堅となってきて、勝負強さを後半戦は見せていると思います。この活躍を来シーズンは主軸に戻って、序盤からして欲しいなと思います。

最後はやっぱり大谷でしょう。ピッチャーとして10勝、そして打者として10本のホームラン。その記念すべき10本目のホームランを、この日見せてくれました。ルーキーイヤーの昨年は、投手と野手の二刀流ができる物珍しい選手(もちろん、それぞれの能力は卓越してましたが)でしかなかったですが、それが今年は一段も二段も高いレベルにまでなったように思います。CSで投手としての活躍も見ることが後にできたのですが、打者としてはルーキーイヤーに千葉・鎌ヶ谷で見たときから、バットの軌道がぶれずに強く叩けるというのがすごく魅力的に映っています。インサイド・アウトサイドのさばきも見事。本当にトータルで野球が上手い怪物になってきたと思います。

次回は、千葉でのシーズン最終戦。千葉ロッテ戦をレポート予定です。

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