交流戦を控え、本拠地の最終戦シリーズに行ってきました。
ということで、
オリックス・バファローズ vs 千葉ロッテマリーンズ
観戦日時:2015年5月23日(土) 14:00プレイボール
観戦場所:京セラドーム大阪 一塁側内野B指定席
結果:5対6 点差以上に完敗だった気が、、、
観戦勝敗:2勝3敗
さて、この日は交流戦前のホーム最終戦シリーズ。ここまでバファローズは最大の借金13というところで、セ・パ通じても、唯一の借金二桁チーム。ここまでくると5割に戻すだけでも、十何連勝と必要なので、随分と首位とは遠ざかったな感が満載です。優勝を諦めるなとは言わないまでも、とりあえず目の前の試合でファンを楽しませ、勝ち続けて欲しい。最終的な順位は後からついてくるものとして、とにかく目の前の一試合を諦めないでほしいと切に願ってやみません。
と、この日はエース金子の復帰試合。観るゲームはだいぶ前からいつも決めているので、この日に金子の復帰戦が決まったというのは、素直にうれしかったです。そんな久しぶりに観た金子ですが、この日は復帰初戦ということもあって、出だしからピッチングがすごく軽かったように思えてなりません。僕は野球をしたことがないので気軽にモノは言えませんが、リリーフで登板間隔がすごい開いてしまった投手の投げっぷりのような、腕は軽く出ているような感じはするんだけど、投げているボールがすごくフワッとした感じを思えたのです。球速は147キロと最速はそこそこあったように思うのですが、いいときの金子の球のピュッと決まる感じのキレに欠けていたように思うのです。それにコントロールという意味でも、ストライクゾーンにうまくハマっていなかったように思います。
立ち上がりは何となく無難にクリアしたものの、2回に今江から始まる連打で1点を先制され、続く好調・清田の満塁ホームランで、ほぼほぼこの日のゲームは決まったかなという感じがしました。開幕シリーズで見た日本ハム戦でもそうでしたが、初回に満塁ホームランが出てしまうと、その試合が壊れてしまうという感じがしてしまいますね。
一方、ロッテの先発は石川。昨年は1回くらいしか当たらなかったと思うのですが、今年は今回で3回目?くらいと結構対戦が多くなっています。金子のフワッとした立ち上がりに対し、石川は序盤制球力に苦しむ形で、あまりいいという印象ではなかったです。ただ、これこそのらりくらりという感じですかね。特に、バファローズの1回の得点機での拙攻にも助けられの、序盤の満塁ホームランに助けられの、、毎回ランナーを出すピッチングながらも要所は締めていたと思います。点を取られた5回は別として、後半になるほどに彼の持ち味である緩急のつけ方が決まっていたように思います。
さて、気になる選手をば。まずはこの日まで好調だったデスパイネ。グリエルをはじめとして、日本球界でのキューバ人選手の質が問われている中で、この選手はすごく勤勉というか、選手として凛々しいところがあり、敵ながら観ていてすごい選手だなと思います。今年の来日当初は低調だったものの、キューバの国内リーグも含めて、ほぼ1年フル稼働で、この成績を残せるというのは並みの選手ではないなと思います。
バファローズでは、金子の後をリリーフした松葉がよかったですね。開幕前のオープン戦や、侍ジャパンの強化試合を観ても、今年の松葉が球が全般に高い。コントロールしようと思っても、制球がそれほど定まらず、四球を連発してしまうという悪い癖がついてしまったように思います。ただ、球のキレに関しては開幕当初からあると思いますし、コントロールが決まると、バシバシとこれているように思います。この日も、そういういいイメージが出た内容でした。吉田一、山崎福などの若手先発が一軍登録されるようになると、しばらくはロングリリーフの位置かなと思いますが、場数を踏めるということをうまく利用して、自分の組み立て方というのを早く定めてほしいなと思います。
次に心配な選手。バファローズは糸井ですかね。。ここのところは3番に戻って復調してきたのですが、また下降線になってきたように思います。4番のカラバイヨも、そろそろ疲れから悪いバッティングの癖を露呈し始めているので、ここはクリーンナップのどちらか一人は、これ以上調子を落として欲しくないですね。1番の西野がルーキーらしからぬ、活躍を見せてくれるだけに、クリーンナップで必ず返すという基本の役割を忠実にこなしてほしいです。
マリーンズの心配は、もう一人の西野(笑)。昨年までは、コントロールがしっかりしていて、ほぼ無敵の抑えだった印象ですが、この日のピッチングを見てても何か冴えみたいなものがありません。バファローズ下位バッターからの連続ヒットで一時は同点になるかというピンチを招きましたが、1点はあるだろうとも、2点まで入るとは思っていなかったです。最後は、不調の糸井だっただけにラッキーだったかなという面があったことが否めません。この日はセットアッパーのカルロス・ロサのほうが印象がよかっただけに、抑えの組み立て方というのも適時変更しないといけないかもしれません。
さて、交流戦前に勝利で終わって弾みをつけたいところ。交流戦を新たな出発として、(とにかく今は順位関係なく)勝ちを多く積み重ねる試合をして欲しいものです。
次回観戦予定は、交流戦ホーム開幕シリーズの広島戦を観戦予定です。
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