1月 24

ホビット 思いがけない冒険

書評もブログに載せるようになったので、今年から映画評もKINE NOTEだけでなく、ブログに載せていこうと思います。(短い感想文もあるかもしれないですがw)

「ホビット 思いがけない冒険」を観ました。

評価:★★★★☆
→ちなみに、★は星1つ、☆は星半分、最高は★★★★★、最低は★です。これはHP時代からずっとこうw

IMAXの3D版にて。今年最初の一本。

壮大な指輪物語と違い、短い冒険劇である原作を指輪物語を織り交ぜて描く脚本構成力はなかなか。この”ホビット”シリーズに続く、「ロード・オブ・ザ・リング」に上手くつながるような構成になっている。「ロード〜」に出てきた主要キャラクターも、役者そのままに登場。フロドが少し大人びてたり、ガンダルフはちょっと年老いて見えたりはご愛嬌か。

映像としても、「ロード〜」より前の話だけど、着実にVFXとかが進化しているのが伺える(スター・ウォーズのEP4〜6と、EP1〜3までの酷い違いじゃないけどねw)。特に、ゴブリンたちの巣窟から抜け出すシーンは、「ロード〜」のモリアの坑道から抜け出すシーン(あちらも凄かったけど)と比較するとよく分かる。当時は、まだ暗闇でちゃちさをごまかす部分もあったけど、今回はゲームのキャラクターのように俯瞰で動かすのは圧巻だ。

お話としても、ビルボの立ち位置が主人公のようで、狂言回し的でもあるというのがいい。これで真の主役でもあるドワーフたちの物語がうまく引き立っているのだ。ただ、ガンダルフが必殺カードみたく使われる(ジョーカー役という評価もあったけどw)のは原作通りなんだろうけど、困ったらコレっという使われた方をするのは、お話として何だかなーと思ってしまう。。

「ロード・〜」のときは原作の指輪物語を2,3回読んでから鑑賞したけど、今回は映画の三部作が終わってから原作を読もうと思う。

preload preload preload