9月 20

マン・オブ・スティール

「マン・オブ・スティール」を観ました。

評価:★★★

IMAXの3D字幕版にて。

「スーパーマン」の新シリーズが登場。「スパイダーマン」もサム・ライミが作ったと思ったら、昨年の「アメイジング・スパイダーマン」も出てくる始末。「バットマン」もティム・バートンがやってたと思ったら、クリストファー・ノーランが作ったりと、アメコミ映画はこういうパターンなのか??という感じになってきています。僕にとって、「スーパーマン」はやっぱりクリストファー・リーブが出ているリチャード・ドナー版。最近では2006年の「スーパーマン リターンズ」でブライアン・シンガー版で出ていて、今回は「300」のザック・スナイダーがメガホンを取っています。

今回は「スーパーマン」の物語に突入するはるか以前、クリプトン星が崩壊する寸前、主人公となるクラーク・ケントが誕生するところから始まります。クラークが地球に来ることなった理由から、ケントがスーパーマンとして覚醒し、地球でバトルを繰り広げるまでが一貫して描かれていきます。「スーパーマン」としての面白さは記者として活躍しながら、裏の顔として正義のヒーローを演じるというところに感じている僕にとっては、こうした歴史劇を紐解くような構成は少しとっつきが悪かった。物語性を重視しているかといわれるとそれも微妙で、アクションがやはり中心になっている感があります。

ただ、アクションはやっぱり凄くて、これを楽しむだけでも大きなスクリーンで観る価値はあります。「ホビット 思いがけない冒険」でもありましたが、TVゲームにように俯瞰した画でキャラクターを動かすシーンは凄いし、今後もこうした撮り方が主流になるんだろうなと感じました。

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