1月 29

少し前からやっているDocomoの以下のCM、ご存知だろうか?

携帯電話の契約数がもはや日本の人口以上になっている昨今。通信キャリアが次に目指す戦略の中で、Docomoは他のキャリアに比べて一歩先んじている感じがする。

それは”自動車”が”郊外型の暮らし”を提供したように、”通信キャリア”がECをはじめとした”生活基盤”、次世代ライフ・イノベーションを提供するというものだ。もちろん今でのPCを使ったEC事業はAmazonにしろ、楽天にしろ、非常に盛んだ。そこにDocomoがdショッピングとして満を持して実現したい世界を、このCMは上手く表現していると思う。私たちの身近になった携帯電話を使った次世代生活。携帯電話自体は飽和状態に突入していく中で、こうしたサービス目線で開拓していこうというのはよい視点だと思う。

もちろん、単純にECをやればいいわけではなく、携帯電話料金と一括にできるとか、音声で気軽に入力できる(これは”しゃべってコンシェル”がかなり進化しているが)とか、そういうサービス諸技術の開発が今後も必要だ。単純に高速につながるとか、端末が魅力的だという時代は、そろそろ終わり、如何に通信で便利な世界を実現できるかというところに勝負が移ってきたのだ。

preload preload preload