5月 30
「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」を観ました。
評価:★★★
(★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高で、★が最低)
札幌の大繁華街ススキノを舞台にしたハードボイルド小説を原作とした作品。東直己の原作となるススキノ探偵シリーズは結構数が出ているけど、原作と映画は必ずしもシンクロはしていない(この映画第2作は、原作では第4作の「探偵はひとりぼっち」に対応)。僕自身も原作はチラッとしか読んでいないけど、原作でも誇大妄想が激しい主人公なので、大泉洋というキャスティングは意外に合っているように感じます。でも、原作を読んでなくても楽しめるし、前作で作ったいい空気感を、この2作目でもちゃんと表現しきっているのがすごくいいです。
舞台が東京とかではなく、地方都市・札幌というのも、この良い空気感を作っている要因でしょう。東京のように洒落たところではなく、地下鉄で少し郊外に出てしまうと田舎臭が漂ってくる街・札幌。このどこか”ダサい”雰囲気が、主人公の探偵のキャラクターと見事に調和しているように思うのです。
本作では殺されてしまうヒロイン・マサコちゃんを演じるゴリ、事件に首を突っ込んでくる謎の女性を演じる尾野真千子ら、サブキャラクターの味わいも実にいい。北海道のローケションも十分楽しめるので、北海道好きには是非必見の作品ともいえるでしょう。