8月 28
「ローン・レンジャー」を観ました。
評価:★★★★
(★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高で、★が最低)
西部劇というものは一定数人気を博するジャンルなんだけど、ここ数年目立った作品が出ていませんでした。その中で登場した作品のタランティーノの「ジャンゴ 繋がれざる者」はある意味傑作でしたが、あくまでタランティーノ・ファンだけの話であって、万人受けする作品ではなかったかと思います。そんなエンタメ西部劇ファンにオススメしたいのが、本作「ローン・レンジャー」。さすがのディズニー印(製作)の作品だけあって、「ジャンゴ」のような殺戮シーンは皆無で、家族みんなで楽しめる爽快作品になっていると思います。
アメリカの荒野を空気感までうまく構築しているショットがある前半もいいのですが、見どころなのはCMでも盛んに取り上げられているラスト13分間の列車アクションでしょう。CGを駆使した迫力ある映像アクションが多い中で、できる限り実写映像を駆使している本作は迫力満点。いろんなものがバラバラと壊れるアクションシーンが続くのに対し、編集のつなげ方があまり上手ではないので同じ色合いのシーンが続いて見えてしまっているのが少し残念ではありますが、いったいどうやって撮り上げたのだろうという感心さが上回る手に汗握る場面になっています。
爽快さ全開なので、後味が何も残らないのがちょっと残念なところ。ローン・レンジャーが伝説化するようなキャラ付けを物語の中にもう少し織り込んでもよいかと思いました。