8月 27
「マジック・マイク」を観ました。
評価:★★★
(★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高で、★が最低)
「G.I.ジョー」や今夏公開の「ホワイトハウス・ダウン」などの作品で知名度を上げ始めている若手俳優チャニング・テイタムが、自身のハリウッド成功までの通過点にあった男性ストリップ・バーでの経験談をもとにした作品。テイタムは主演だけではなく、製作も務めているので力の入れようも分かるというもの。監督は「オーシャンズ11」のスティーブン・ソダーバーグ。
ソダーバーグは映像センスは優れるものの、どこか物語とは距離をとる傾向がある監督さん。本作でも主人公マイクや、彼を慕ってストリップの世界に入るアダムの話は人生の深みに落ち込むような暗い感じもするのだけど、どこか淡々と撮り上げるソダーバーグのフィルタを通すと、それほど心に深く突き刺ささることのないライト感が出てきます。ただ、逆に物語のしつこさみたいのは消えてしまうので、マイクの苦悩というのがイマイチ伝わりづらいことも確かなのです。
この作品の面白いところはサクセスムービーといいながら、サクセスと分かるところまで描かないことでしょう。成長とは「苦しみながら伸びる新たな自分」と定義できるのなら、とことん苦しみぬくマイクの姿こそ、彼の成長の軌跡といえるのではないでしょうか。
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