9月 30

クロニクル

「クロニクル」を観ました。

評価:★★★★★

映画感想文は遅れても基本観た順番に上げているのですが、これは面白かったので先行公開。なんせ9月27日(金)公開で、しかも謎の首都圏・2週間の限定公開になっているから。でも、ヒットすれば公開延長になるのかも。多くの人に観てもらって、全国公開に拡大させましょう。

高校で典型的ないじめられっ子の主人公アンドリューは、家でも暴力をふるう父親に悩まされていた。そんなアンドリューは唯一の友であるいとこのマットとアメフト部のスター選手スティーヴとともにある夜、地面に開いた不思議な穴の中で奇妙な物体と接触する。その接触後から3人は超能力を手に入れたのだった。

アメリカでも公開前から口コミで話題が拡がり、低予算映画ながら全米公開初登場1位を獲得した作品。予告編の段階では「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のような手持ちカメラを使ったアイディア作品かと思いましたが、後半ここまで舞台が壮大に拡がるとは思いませんでした。このレベルの作品がお手軽にできるのなら、もはや「X-MEN」や「バットマン」などの作品はメガバジェット作品は敵わないのではないかと思います。

手持ちカメラの映像をつないだような作品構成は、話を第3者から当事者的な立場に目線を移すことにうまく成功しています。こうした学園超能力ものは古くから実はあるお話(近作では「ジャンパー」とか)ではあるんですが、この当事者感が観る人にとってすごく身近な物語に感じれるような工夫になっていると思います。それに超能力の映像描写が面白い。中盤の空に飛び上がるシーンが特に最高。後半のアクションも最後の最後まで継ぎはぎ映像を使うこだわりを見せているところも職人芸を感じます。こんなにお腹いっぱいで90分(しかも、特別料金1000円)。これは観るしかないでしょ。

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