12月 11

REDリターンズ

「REDリターンズ」を観ました。

評価:★

引退した元スパイたちが繰り広げるハチャメチャ・アクション第2弾。前作は引退していた元エージェント・フランクが、ひょんなことから命を狙われる羽目になり、その逃亡の道すがらに恋心を抱いたテレアポの女性や、元同僚のスパイたちを巻き込んだドタバタ劇でしたが、主演のブルース・ウイリスをはじめ、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコビッチ、ヘレン・ミレンと一癖も二癖もある役者陣がそれぞれに力量を発揮した面白い作品でした。本作はそれに加え、イ・ビョンホン、アンソニー・ホプキンス、キャサリン・ゼダ=ジョーンズという新しい面子(メンツ)を加えましたが、主要キャラクターは前作とほぼ変わらず。新しいキャラクターが登場するたびに新しい話が展開する面白さが飛び出した前作に比べ、どうも本作は話が単調すぎる感が拭えませんでした。

最大のよく分からなさはアンソニー・ホプキンス演じるベイリー博士が、最後の最後までフワフワした役柄にしてしまったことでしょう。敵なのか、味方なのかよく分からない設定はよいにしても、そのどっちつかず感がラストまですっきりしなかったのがすごく消化不良。演技達者なホプキンスが素晴らしい演技をすればするほど、フワフワ感が満載になってしまっているのも残念な感じを一層醸し出しているように思います。

演技が上手いというのも困りもので、話の設定がよく分からなくても、そのシークエンスを無難にこなしてしまうので何となく作品になった感が出てしまいます。でも、見てる側はそのシーンだけじゃなくて、すべてのシーンを通してお話としてできているかどうかを判断する。この映画には、そのお話になった感がだいぶ不足しているように思うのです。

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