1月 28

アイム・ソー・エキサイテッド!

「アイム・ソー・エキサイテッド!」を観ました。

評価:★☆

「オール・アバウト・マイ・マザー」や「トーク・トゥ・ハー」などで各映画賞を受賞しているペドロ・アルモドヴァル監督が仕掛けるコメディ。飛行機もののコメディといえば、(邦画だけど)矢口監督の「ハッピーフライト」があるんだけど、この映画もジャンルは同じ(そんなジャンルがあるのかは不明だけど)。飛行機という限られた密室の中で、サスペンスではなく、コメディというのは異色といえば異色だけど、スペイン映画らしい自由奔放さは観ていて楽しい。「ハッピーフライト」と見比べると、日本とスペインの航空事情なども比較できて、航空業界マニアにはまた違った楽しみがあるのかもしれない。

アルモドヴァルは女性の使い方がすごく上手い。前作の「私が、生きる肌」は内容的は尖った刃のようなサスペンスだったが、ただ女性の美しさはどこから来るのかという要素を外面・内面からうまく引き出していた。本作はそんなアルモドヴァルがほぼ初めて挑んだコメディだけど、何かセクシュアルな会話がふんだんに盛り込まれ過ぎていて、どこか下品な印象しか残らなかった感じがします。一人一人のキャラクターは面白いと思うんだけど、観終わった後には何も残らない作品になってしまっているように思います。

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