2月 05

マイティ・ソー ダークワールド

「マイティ・ソー ダークワールド」を観ました。

評価:★★★☆

IMAXの3D字幕版にて。

2012年に公開され、日本でもヒットした「アベンジャーズ」。その続編「アベンジャーズ2」がもうすぐ公開に合わせ、アベンジャーズに登場したヒーローたちの、その後の物語が関連作品として次々と公開されている。日本でも昨年「アイアンマン3」が公開されたが、本作はハンマーを操る神の子ソーを取り上げた「マイティ・ソー」の続編。「アイアンマン3」と同じく、「マイティ・ソー」の続編ではなく、話の続きは「アベンジャーズ」の続きになっている。

本作の見どころは、何といっても「アベンジャーズ」で敵であり、ソーの義弟になる邪神ロキのその後だろう。「アベンジャーズ」でニューヨークを破壊しつくしたロキは神の国アスガルドに収監されるが、新たに現れた封印された敵マレキスに、アスガルドが脅かされ、ソーを組んでマレキスと戦うことになる。未だに不審な行動をとるロキの、果たして真意はいかほどにあるのか。それが物語の見どころの1つになっている。

映画としては前作(「マイティ・ソー」のほうね)に続き、時空の歪みを探索する地球世界を生きるナタリー・ポートマン演じる女性科学者とのロマンスが軸になっていますが、そもそも前作の話をすっかり忘れてしまっているので、どういう設定だったのか思い出すのに少々苦労しました。そのくらい、この「マイティ・ソー」のシリーズが他の「アイアンマン」なり、「スパイダーマン」なりのマーべリック・アメコミ群の中では、日本では断トツにマイナーなことが本作では致命的でしょう。コミカルな描写もあり、物語も非常にダイナミックなので、戦闘シーンも含めて非常にスクリーン映えする作品になっています。観たいと思われる方は、是非映画館でお楽しみください。

そうそう「アベンジャーズ」の某キャラも意外な形でカメオ出演しているので、「アベンジャーズ」ファンも是非お楽しみを。次は「キャプテン・アメリカ」の続編が待ち構えています。

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