3月 28

今年も、プロ野球シーズン開幕が目前に迫ってきました。2013年シーズンの振り返りもまともにできてないのに、もう球春がくるとは月日が経つのは早いものです。いつもはうんちくをいろいろ垂れていますが、今年はサクッといきましょう。

まずはセ・リーグ

1位 巨人
2位 広島
3位 横浜DeNA
4位 阪神
5位 中日
6位 東京ヤクルト

セは今年は手堅いかなと思います。2013年は期待を込めての阪神1位予想にしましたが、今年は順当に巨人だと思います。投手に広島から大竹、野手に西武から片岡、中日から井端とFA獲得し、出場メンバーはほぼ固定されたといってもいいでしょう。唯一の不安は杉内、山口など、昨年まで活躍していたメンバーが勤続疲労を起こさないかどうか。それでもタレント豊富なので、懸念材料は少ないです。

2位以降はよく分からないですが、前田健が来年の大リーグ挑戦を見据えた、昨年の田中マーくんみたいな意地を見せてくれると期待して広島が2位。野手陣もキラ、エルドレッドの外国人が安定的になってきているので、投打ともバランスの取れたチームになってきていると思います。3位は打つほうの爆発力を期待して、横浜DeNA。久保、尚成というベテラン投手が加わり、投手陣はレベルアップ感が見られるものの、リードする捕手が全て若手しかいない現状を考えると、バッテリーを含めた投手力の向上が今年も課題のように思います。

Bクラスにした、3チームはどこも何かが物足りないという印象。阪神は投打とも昨年を大きく凌駕するものがなく、久保、スタンリッジが抜けたことで逆に投手力が落ちてしまったんではという感じ。中日も吉見、浅尾が前半戦は使えなく、打つほうはある程度タレントが揃っているものの、かつての投手王国感がなくなってきたように思います。ヤクルトはケガ人が今年も多すぎなのに、戦力アップもあまり図れていない。バレンティン頼みの打線でなくなれば、活路が見いだせるかもしれません。

ついで、パ・リーグ

1位 東北楽天
2位 福岡ソフトバンク
3位 千葉ロッテ
4位 埼玉西武
5位 北海道日本ハム
6位 オリックス

今年はこちらに意外性を(笑)。ソフトバンクは不在だった4番大砲に李デホを、先発陣に中田、スタンリッジ、ウルフというメンバーを大型獲得。どの論評を見ても、真っ先に1位に上げられますが、僕はこれだけ増えた先発陣もやっぱり不安。スタンリッジはまだしも、中田、ウルフあたりは昨年もあんまりパフォーマンスを上げれていないので、1位を独占できるような状況にはいられないんじゃないかと思います。逆に、昨年悲願の優勝を獲得し、野手も投手も若手が大きく成長した楽天に一日の長があるのではと思います。逆に、楽天の不安要素といえば、田中マーくんが抜けた穴よりも、マギーの代わりに来たユーキリスが思ったほどではないのが大きいのではないかと思います。

パ・リーグは、この2チーム以外の力が結構拮抗しています。その中でロッテがくるのは、投手陣に新しく加わった石川歩が予想以上にいいこと。ここに涌井が本来の姿を取り戻すことができれば、成瀬、古谷という昨年メンバーに、新たなローテーションの軸ができるように思います。西武は先発のバランスはいいものの、打つほうで中村が不安だらけで開幕を迎えるのが懸念要素。日本ハムは昨年に比べて、大きな戦力アップがないので、既存のメンバーが如何にうまい野球をするかにかかっています。オリックスは投手王国っぽくなってきたものの、得点力不足という昨年の不安がオープン戦を見る限りは解消されていないのが、この順位の予想をさせてしまいます。

いずれにしろ、セは順当、パは戦力が詰まってきていて、順位が大きくひっくり返る場合もあり、、という状況は変わらないかなと思います。今年も、今日から一喜一憂できる毎日が始まりますね。

preload preload preload