4月 09
「ワンチャンス」を観ました。
評価:★★
ポール・ポッツという歌手がいる。彼の名を知ったのは、車でドライブに行ったとき、FM局から流れたことを鮮明に覚えているんだけど、それがどの瞬間だったのかが未だに思い出せない。車に乗っていたのは(旅行等で一時的に乗るのは別として)、学生だった2004年以前なんだけど、彼が脚光を浴びたのが、2007年のオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」なので、学生の時期ではないらしい、、、映画本編とは何の関連もないですが、どういう瞬間だったのかなーというのが、未だに自分の中でモヤモヤしています(笑)。
さて、そんな話は別として、この映画はポール・ポッツの半生(といっても青年期からデビューするまで)を描いている作品です。よくサクセスストーリーものの定番としては、自らの才能に対して、周りの環境が不遇で、それをいろんな人に助けられながら、人生のゴール(成功)までを描いていくという、ある決まりきった枠組みみたいなものがあると思っています。本作も大枠はそんな流れで進んでいくのですが、細かいところで挟まるエピソードが、サクセスストーリーの本流を妨げていて、全体的にテンポが悪くなっていると印象があります。例えば、恋人ジュルスとの関係も、出会い部分はいいとして、イタリアから帰ってきたポッツとの不仲になってしまう部分も、何となくジュルスの一方的な行動に見えてしまう。こうしたサブエピソードのバランスの悪さが、最後のオーディション場面での大感動につながらなかったと思います。
でも、全編やっぱり歌が素晴らしい映画。イタリアの場面なんかは最高なので、是非スクリーンで観てみてください。