4月 10

レゴムービー

「レゴ(R)ムービー」を観ました。

評価:★★

3Dの日本語吹替えにて。

創造的おもちゃとして、子どもだけでなく、大人にもファンが多いレゴ(LEGO)を扱った映画。といっても、レゴの誕生秘話とか、レゴの遊び方とかを教えてくれるわけではなく、レゴのキャラクターが主人公になり、レゴで作られた世界の上で展開されるお話になっている。後半は、その世界観から外れて、違う世界とブリッジされることになるのだが、これはネタばれなので深くは触れないようにしましょう。でも、このブリッジされる別の世界があることで、作品としては少しありきたりな展開になってしまったように思います。まるで、某人形たちが動き出すCG映画と一緒なような・・(笑。

としても、この映画の凄いのは、人形だけでなく、建物や乗り物も。それだけでなく、海の波、爆発の火柱、なにもかもレゴで表現していることでしょう。しかし、これは実写を組み合わせているわけではなく、表現はすべてCG。CGといっても、おもちゃのレゴと同様に、ブロックとしてのレゴパーツを、コンピュータの中で1つ1つ組み上げる形で作っている。映像だけ観ているだけでも、こういう表現方法があるのか、、と改めてレゴの奥深さを感じることができます。

ただ、冒頭でも触れたブリッジされる別世界という安い設定もそうですが、お話自体もすごくチープだと思う。よくいえば楽に観れるということかもしれないけど、映画作品では物足りなさを感じずにはいられません。3Dで観ましたが、3D効果も希薄かなー。映像だけでなく、お話の部分をもうちょっと考えられれば、数段いい作品になったように思います。

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