8月 20

プレーンズ2

「プレーンズ2 ファイアー&レスキュー」を観ました。

評価:★★★

日本語吹き替え版にて。

今年の初め(正確には昨年の年末冬休み映画)として公開された「プレーンズ」の第2弾作品。正確には調べてないので分からないですが、そもそも前作公開時のクレジット後に本作の予告があったくらいですから、続編ありきで作られた作品のような気がします。立ち位置としては、「カーズ2」が「カーズ」の人気を受けて作られた続編なのに対し、「トイストーリー2」はもともと大ヒットした「トイストーリー」をビデオ版として着手された続編のように、この作品は話としての続編をつくっていきたいという後者の色合いが強いものだと思います。だから、ストーリーの組み立ても割合しっかり作られており、火事場で動く各レスキュー部隊のキャラクターや、レスキュー動作の機構をうまくアニメーションにする部分など、よく研究された映像を堪能することができます。

が、あくまでディズニー・アニメーション。子どもたちを楽しませるという命題を考えると、この作品は十分に応えきれていないように思います。前作「プレーンズ」で、ただの農作業飛行機だったダスティが世界一周レースという偉業に挑戦する分かりやすいサクセスストーリーだったのに、なぜレスキュー部隊の一員になることになったのか、、、というところは、大人からみれば、内部の構造的欠陥(機械的な身体面の不安?)を抱え、満足なレースができなくなったときに、仲間のためにとった行動の帰結、、、というのは分からなくはないですが、人生経験少ない子どもたちに、そんなセンチメンタルな事情はうまく飲み込めない。前作みたいな爽快な空飛ぶレースシーンも少なく、正直つまらなそうにしている空気感が、僕の近くで観ていた子どもたちからも感じることができます。

しかし、少し触れたように大人が見る分には(このシリーズが好きならば)十分満足できる出来。森林火災という現象に対して、どうやって鎮火の方向にいくように考え、各車両がどういう役割をになって動いているのかを見ているだけで、僕は少なくとも楽しかったです(笑)。惜しむならば、なぜ前作のような3Dで作ってくれなかったのかというところ。前作の爽快な空のシーンから、本作の火事場のスペクタクルにも十分3Dは威力を発揮するのに、、、と最後まで思わざるを得ませんでした。

次回レビュー予定は、「女子ーず」です。

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