8月 21

女子ーズ

「女子ーズ」を観ました。

評価:★★

子どものころになんとなく思っていた疑問。それは男女混合の戦隊ものはある。男子のみの戦隊ものもままある(僕の世代とかだと、「太陽戦隊サンバルカン」とか(笑))し、仮面ライダーやウルトラマン、メタルヒーローものなんて、男一人が主人公だったりする。なんで、女子がピンでたったり、女子のみの戦隊はないのだろうと。。無論、根本的な理由は、そんなもの男の子がまず見るわけないし、女の子のターゲティングも難しそう、でも、セーラームーンとか、実写じゃなくて、アニメだと成立してたりするんですよね。すると、女の子はまず世界観が大事だったりするのか、、、と、そんな堂々巡りがどんどん続いてしまうのです。

そんな子どものころの淡い疑問を、清々しく映画というフレームで解決しくれたのが本作。女子しかいない実写版ヒーロー戦隊「女子ーズ」だ。監督は「コドモ警察」、「HK変態仮面」と、僕の妄想を映像化してくれる福田雄一監督。特撮ヒーローもののお決まりのネタをうまく踏襲し、女子ならではの感性とヒーローとのギャップが笑いを誘う。独立心が強いということは、究極的には自分勝手になるということだけど、それぞれがいろんな事情で頑張っている女子だからこそ、チームとしてはなかなかまとまることができない。映画としてウケを狙っている部分もあるのだろうけど、男女混合の場合と違って、結束力は確かに低下しそう。もちろん、子どもファンを惹きつけれることが第一条件なので、女子だけのヒーロー戦隊はつくられなかったのかもしれないですが、案外それとは違う理由も出てくるのかなということを観ていて感じしました。

全体的に面白く、楽しい作品なのですが、どこかゆるふわな感じが作品全体のピンボケ感につながっているのかなと思います。「HK変態仮面」のような強烈なキャラクターがいれば際立つ要素はあるのですが、女子ーズのメンバーも、レッドを演じる桐谷美鈴以外は特徴なく平板なのも気になるところ。作品のどこかにインパクトを感じれる部分が欲しかったところです。

次回レビュー予定は、「ジゴロ・イン・ニューヨーク」です。

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