10月 07

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を観ました。

評価:★★★☆

2Dの字幕版にて。

9歳の時に、何者かによって宇宙に連れ去られたクイル。彼は20年後、宇宙をまたにかけるトレジャー・ハンターに成長していた。当然のごとく、宇宙全体からはお尋ね者として指名手配され、彼を追って、いずれは仲間になっていく賞金稼ぎたちと、宇宙を暗躍する闇の組織たちの攻防が始まっていく。。

こうストーリーラインを書くと、結構子どもっぽく無骨な話の作品ですが、この作品は開き直って、その楽しい子どもの夢を映像化してくれる楽しいSF劇になっています。そのポイントになっているのは、観ているだけで楽しい登場人物たち。喋るアライグマのロケット、彼の相棒である樹木型ヒューマノイド・グルード、クイルが収監された牢獄で出会うドラックスなど、面白面々が続々と観ていて飽きない作品になっている。むろん、お話も大事なのですが、愛すべきキャラクターがあってこそ、映画自身も活き活きとしたものになってくる。そんな当たり前のことを感じる映画です。

それともう1つ楽しいのが、物語のキーポイントにもなっている音楽。この音楽を楽しく物語の中に活きるようにしているところも、(子どもっぽいとは思いながらも)なかなか魅せる演出をしてくれています。SF劇ならではの迫力と面白いストーリーは、日本語吹き替え版なども利用して、男の子のいる家族に観てもらいたい痛快SF劇になっています。

次回レビュー予定は、「めぐり逢わせのお弁当」です。

preload preload preload