3月 16

さて、いよいよ球春がやってきました。今年も一年間ワクワクできる季節がやってくると思うと、野球ファンにとっては季節を飛び越して、早い春が来たように感じます。ということで、まずはオープン戦の記録をば。

オリックス・バファローズ vs 埼玉西武ライオンズ(オープン戦)

観戦日時:2015年3月8日(日)13:00プレイボール
観戦場所:わかさスタジアム京都 一塁側内野自由席

結果:2対14 、、、いくらオープン戦といってもね

今年はキャンプに行かなかった(宮崎に移って、今までにない盛況ぶりだそうでしたが)ので、野球関連イベントの開幕となるオープン戦。オープン戦は勝敗ではないとよくいいますが、僕もそうだと思っています。キャンプでよくあるケースバッティング(ランナーを置いた状態等の様々なケースで、投球、打撃、走塁、守備とトータルで行う練習)が、9回分続いて、ゲームになったようなものだと観るのが正解と思います、、、とは、いいつつも、大量点差のゲームになるとファンとしてもヤキモキしてしまうのも事実なのです。

バファローズの先発は東明。キャンプ中も、練習試合でも、テレビで見ていた印象は最初から飛ばしている感じはしました。この日も球のキレ自体は立ち上がり悪くなかった印象があるものの、少しコントロールが正直すぎたかなと思います。先頭の秋山にフォアボールを与え、4番の中村(なんか久々に見た感じ)が素晴らしい軌道のホームラン。いきなり西武に2点を献上しました。

その後も西武打線は爆発。2回表にも、秋山、浅村、木村、炭谷という面々がヒットが続いて、一挙に4点を献上。今年の西武は、ソフトバンク、オリックスの2強に食い込むダークホースになると読んでいるのですが、それはまさに打てに打てる打線の魅力に尽きると思います。昨年、怪我で戦列を離れることが多かった中村が今日のように復活し、逆に活躍していたメヒア、浅村あたりが本来の力を十二分に発揮してくると、とっても怖い存在になります。

一方の西武の先発は岸。こちらは本当にいつ開幕してもいいくらいの安定感でした。ブランコにあわやホームランかというライナー性の二塁打は打たれたものの、その後は安定したピッチング。この日の観戦は内野でも、外野近くのポール際くらいで見ていたのですが、そんな遠目でも安定したピッチングフォームから繰り出す真っ直ぐと、伝家の宝刀であるカーブのコントロールが見事でした。今年も西武のエースとして、安定した活躍が期待できそうです。

今年期待の新戦力という意味では、ブランコが鋭い当たりの2塁打を、中島、小谷野がそれぞれ単打を打ったところで交代となりました。ブランコ、小谷野は心配ないかなと思うのですが、中島は身体つきも変わってしまい、筋力はついたのかもしれないですが、バッティングするときの振り幅がやや小さくなってしまっているのが気がかりです。もともと西武時代は外角の球でも十分粘ってファールにできていたところが、今は手が出て、三振という場面(外国人によくあるパターン)に陥っているように思います。本人ではないので分からないですが、筋力がついた分、バット軌道の柔軟性にやや難が出ているように思いますが、開幕までにどう修正してくれるかが楽しみです。

あと、気になった選手といえば坂口でしょうか。もしかしたら昨年からかもしれないですが、バットの振り出しのタイミングが変わっているように感じます。一頃は、バッティングボックス内でスイングとともに、非常に足回りがバタバタしているのが気がかりだったのですが、今シーズンはちゃんと静止できるフォームに変わっているので、確実に球を捉えられれば中長打を狙えるフォームに改善されていると思います。あとは、このバッティングフォームでキチンと見極めができるかというところですけどね。

この日は、日が差すと暖かさを感じたものの、風は冷たく、屋外の観戦向きの天気ではなかったです。以前のオープン戦でも京都には訪れていますが、外野外に走る阪急電車がとても印象的な球場なので、オープン戦以後(今年はオリックス戦での公式試合予定もあり)も使われて欲しいですね。

次回は、開幕直前の京セラドーム、阪神戦を観戦予定です。

おまけ

この日はブルくん、ベルちゃんも。

京都市の肝いりでビジョンも大型スクリーンのものに入替。ただ、スピーカーがバックネット裏しかなく、アナウンスとか内野でも聞きづらいのが難でした。。

この日は凄く風が舞っていて、外野の落球が両チームとも見られました。。

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