11月 23

さて、ずっと更新が滞っておりましたが、2015年シーズンも併せて振り返るようにしましょう。

2015/10/3

というわけで、ホーム最終戦(+今シーズン最終戦)+谷選手引退記念試合となった10月のゲームと、この日の出場選手別に2015年というシーズンを振り返っておきましょう。ちなみに、このブログから来(2016年)シーズンの野球記録からは別ブログに移す予定なので、今シーズンをもって、ここで野球記事を更新することは終了する予定です。

では、

オリックス・バファローズ vs 福岡ソフトバンクホークス
観戦日時:2015年10月3日(土) 13:00プレイボール
観戦場所:京セラドーム大阪 一塁側内野S指定席

結果:5対0 ポストシーズン前で手を抜いているホークス(?)に完勝

観戦勝敗:8勝7敗

早速

2015/10/3

この日の先発は西くん。このブログを書いている頃は、2015年プレミア12も終わり、日本代表として選出されて彼にとっても飛躍の年になったことでしょう。この最終戦は5回までパーフェクトの快投ペース。球の走りも今シーズン見た中でのベストだったと思います。バファローズのファンになってから、彼の一軍での登板というのが徐々に増えてきた時期でもあったので、年々彼の成長を見るのがシーズンの楽しみでもあります。この日の勝利で二桁到達というところでしたが、正直この成績では及第点といったところ。彼には最低15勝はしてもらいたいし、金子とともに、そこを目指せるピッチャーだと思っています。この日もそうですが、金子と違い、コントロール+球の勢いというところでも勝負できる投手ですので、来シーズンは更なる飛躍を願っています。

2015/10/3

一方、ホークスのピッチャーは武田。ポストシーズンではクライマックスでも、日本シリーズでも、最強ホークス軍団にあって先発の一番として出場する選手に、ここ数年で急成長した感があります。彼の代名詞というと、2014年日本シリーズの阪神戦で沸かせた2種類のカーブがあまりに有名ですが、僕は彼は球種云々というところよりも、ピンチをピンチと思わない肝っ玉の凄さに圧巻させられます。もちろん、それで打ち込まれるときもあるのですが、ルーキー当初に比べて、そこでの失点を最小に抑える試合勘というか、試合巧者というか、そういうスキルの成長を年々感じます。それこそカープの前田健を超えて、日本のエースになる日もそう遠い日ではないでしょう。

この日の西、武田とそれぞれが切磋琢磨して、パ・リーグを、そして日本を来シーズン以降も盛り上げて欲しいと思います。

それでは、この日のバファローズスタメン(まずは5番くらいまで)を一人一人振り返り、総じてチームの総決算をしましょう。

まずは

2015/10/3

1番セカンド、岩崎恭

中日からの移籍で、2014年シーズンからでしたかね。チーム記録となる8000本本塁打を神戸で決めたことが印象的でしたが、この本塁打に象徴されるように、足は早いがバッティングがそこそこという印象から中長打が増えてきたように思います。それでも彼が出てきたのがシーズン終盤。今シーズンのセカンドは、平野恵で始まりましたが故障で早々離脱(+今シーズン限りで引退:同年代としては(泣))。ルーキーの西野がその後は新人王候補かというくらいの活躍でしたが、これも故障で離脱。ヘルマン、原、縞田と入れ替わり立ち替わりのセカンドが続いたのが痛手でしたね。それでも来シーズンは西野、岩崎、縞田と若く、期待どころの激戦区になるように思います。これもチームにいい刺激になってほしいです。

2015/10/3

2番ショート、安達

ここはもう鉄板になりましたね。大引がトレード移籍をしてから、ショートというポジションを誰が、、というところが長年ありましたが、今シーズンでもうレギュラーをしっかり掴んだといってもいいでしょう。でも、彼の課題はバッティング。今シーズンは昨シーズンよりホームランは増えたものの、打率が下がってしまったというのは致命的。これはむしろ反対でもいいくらいです。バットに当てろというより、出塁も含め、もう少し粘れるバッティング術を身につけて欲しいかなと思います。

2015/10/3

3番ライト、糸井

昨シーズンもそうでしたが、今シーズンはそれ以上に故障に悩まされた1人でした。DH出場も続いていましたが、無理せず出場するよりは、休んで完治を目指したほうがよかったようにも(怪我は本人しか分からないので何ともいえないですが)思います。それでも回復してきた夏以降は本来の打撃スタイルを取り戻し、シーズン後半はいいときの糸井の形が戻ってきたようにも思えるので、今シーズンが底と思い、来季に期待したい選手です。

2015/10/3

4番DH、T−岡田

このブログにも何度も書いてきましたが、チーム全体の調子が悪かった今シーズンこそ、彼を4番に据えてじっくりと成長させて欲しかったと思います。ホームラン王をとった直後のスランプ時期を除いて、ここ2、3年の彼のバッティングがすごく成長の跡を感じるのです。特に、スランプ時期には見えていなかった内角低めを見極める選球眼ができてきたところ、そして追い込まれてからは無理に引っ張らなくなったことが、打率や出塁率の向上に繋がっていると思います。次に4番を張っていくなら求めたいところは本塁打の数ですが、もともと遠くに飛ばす才能は持っている選手なので、無理に数を狙わず、まずは遠くに飛ばせる球を如何に見極めて、それを確実にモノにするかというところを来シーズンは狙って欲しいなと思います。もう、来季は彼を4番に据えて欲しい、それくらいの風格はもった選手になっています。

2015/10/3

5番サード、小谷野

今シーズン、日本ハムからFA移籍をしてきた移籍組。シーズン当初はチームにフィットしていなく、個人的な成績もイマイチでしたが、シーズン終盤はさすが持ち前の勝負強さが光るバッティングを見せてくれました。故障もあったものの、できればこの調子の上がったところをシーズン当初からみたかったところも本音としてあります。チームの雰囲気に慣れた来シーズンは、序盤からチームを盛り上げて欲しいなと思います。

長くなってきたので、次の(その2)

preload preload preload