11月 23

(その1)から続きます。

2015/10/3

6番ファースト、中島

今シーズン移籍組が多かったバファローズの中で、本当に、本当に期待はずれだったのは、(ファンには申し訳ないですが)中島だったかなと思います。森脇監督も彼に過度な期待をしなければ、もう少し上位に食い込める戦いができたのではないかと思うくらいです。同じ位置にいるブランコは(すぐ故障してしまうことも含め)正直あんなもんだろうと思いましたが、西武時代の相手チームとして怖い中島の存在を知っている身としては、これほど期待はずれだったことはないでしょう。見ていて、彼の良かったバッティングの柔らかさというのが、メジャー挑戦で完全に失われたかなと思います。守備範囲が狭く、守備技術もあまりよくないのは想定内ですが、彼の払うような打撃でも遠くに飛ばせる(これも身体が柔らかかったから、踏み込む幅が自然と大きかったのだと思いますが)技術が影を潜めてしまったのが痛い。選球眼がよく、出塁率も打率もそこそこですが、なんせ得点圏打率が低過ぎというのが4番を張っていたことを考えると、致命的だなと思います。

来季はブランコにしてもそうですが、中島も成績が上がらなければ2軍調整やむ無しの厳しい姿勢でいって欲しいのですが、契約上もそういうことは厳しいんでしょうね。。この評価を上回る活躍を期待したいです。

続いて、7番レフト、川端

、、、と写真取るの忘れました(笑)。まぁ、というほど今シーズンは影が薄かったというのが正直なところです。彼とまとめて外野陣を次で評価します。

2015/10/3

8番センター、宮崎

今シーズン限りでチームキャプテン等で引っ張ってきた坂口(ヤクルト移籍:大引とともに、ヤクルトがまた見逃せない球団になった(笑))、楽天からの移籍組の鉄平、そして、この日の引退試合となった谷(こちらについては後ほど紹介)と、ベテランがチームを去り、来シーズンの外野陣は若手が主導する形になりそうです。この日の川端、宮崎をはじめ、シーズン中盤から急に伸びてきたルーキーの小田、逆に伸び悩みが目立つ駿太、そして来シーズンのドラ1ルーキーになる吉田正(というか、吉田姓多すぎ)と外野は若返り+競争が激しくなります。今のところ、ライトの糸井、内野編成によってはレフトのT-岡田というところは鉄板だと思うので、残りの1+1枠を争うというところになりそうです。セカンドの岩崎恭もレフト守備の練習もしており、結局はバッティング状態のいい選手による競争となっていくように思います。川端、駿太が今シーズンはイマイチで、吉田正は未知数ということを考えると、小田が一歩リードしているように思いますが、外国人との兼ね合いでも変わってくると思うので、まだまだ流動的。来シーズン開幕の外野は、どのような陣容でくるかも楽しみです。

2015/10/3

最後は、9番キャッチャー、山崎

昨シーズンは伊藤が正捕手としてガッチリといった感じでしたが、今シーズンは山崎がほぼ半分以上のマスクを被ったのではないかと思います。バッティング面では伊藤光に一日の長がありますが、リード面での投手の使い方や球の織り交ぜ方などは、今シーズンの山崎のほうが上なのかなという(守備面)の印象があります。昨年まではオールスターにしろ、シーズン中にしろ、日本代表にしろ、伊藤光が輝いた年ではありましたが、今年はやはりまだ伸びしろがあるということが分かった年かなと思います。来シーズンはこれを見返す(守備面の)活躍を期待したいです。

長くなってきましたので、最後の(その3)へ

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