6月 11

今月は結構生観戦が多いです。これがいい順位だったらいいんですけど。。

中日ドラゴンズ vs オリックス・バファローズ

観戦日時:2015年6月6日(土)15:00プレイボール
観戦場所:NAGOYAドーム 5階三塁側パノラマA指定席
結果:0対4 金子は3度目の正直で力量発揮!!

観戦勝敗:3勝4敗

今シーズンの初にして、最後のビジター観戦予定(まぁ、仕事で運よく出張にいったら、まだあるかもしれないですが笑)。自宅からの距離を考えると、京セラドームも、ここNAGOYAドームも場所としては、今住んでいる場所(三重)からのアクセスはどっちもどっちという感じですね。どっちも同じように時間はかかりますけど、東京に住んでいたことを思えば、、というところでしょうか。

この日は試合前、かなり早めの時間帯から入れたのですが、福良監督代行のもとに山田久志OBの姿が。。純オリックスコンビは、またどこかのタイミングで復活するのでしょうか?

この日のバファローズの先発は今季3度目の先発登板になる金子。昨年は観戦タイミングがディクソンさんにハマりましたが、今年はこの調子でいくと、土曜・金子でしばらくハマりそうですね。1戦目の復帰ロッテ戦では球が軽く、2戦目の広島戦ではコントロールに苦しみ四球が多かった印象。この日は完封ではなかったものの、7回無失点という好投でした。でも、球の質というと本来の金子のイメージには少し遠い感じが、まだします。ただ、この日はコントロールをストライクゾーンに集め、大きく外れるのは速いストレートのみといういい内容でした。金子といえば、昨年のオールスターで魅せたように、変化球という持ち味部分を、巧みに活かしていたと思います。四球は出さないように、打たれても単打ならOKという割り切りで、0を積み重ねるというところにフォーカスしていたのが、逆にいい内容になったかなと思います。次は、被安打(この日は9本)を如何に少なくするかが課題。それには真っ直ぐの精度を上げないといけませんね。でも、登板のたびに成長をしてくれるのは、並みのピッチャーではないところを印象づけてくれた気がします。

一方、ドラゴンズの先発はバルデス。この人もいいピッチャーですね。いい意味で、先日の広島のジョンソンとよく似た、テイクバックが小さくで出処が分からないという特徴を持っていると思います。ただ、ジョンソンがストレートで押せるのに対し、バルデスはストレートに威力がそれほどない。だから、シンカーを巧みに使って、変化球で打つタイミングを外すタイプのピッチャーなのかと思います。

だからこそ、この人にとっては制球力というところが命綱。それをバファローズ打線は5回に見事に捉えたと思います。安達の四球に、西野の適時打、、次のヘルマンがうまく四球を選べたのが大きかった、その後、好調カラバイヨと復調の糸井で得点を挙げ、4得点。あとは先発金子に、平野、佐藤とつなげる新抑えリレーで、この4点を死守した形で勝ちを収めることができました。

さて、気になった選手を。まず、バファローズはT-岡田ですかね。僕は今シーズン、ブランコが使えなければ早々に彼中心のオーダーを組むべきと盛んに言ってきているんですが。。彼自身も好不調があって安定しないといえばしないですが、不調の波から抜け出せない糸井とかに比べると、コンスタントに成績は残していると思うのです。一時期から日ハムが中田4番を固定し続けているように、バファローズの4番も彼固定でいいんじゃないかと思っています。

一方の中には小笠原。中日も一時期から再生工場的な役割を担っていますが、昨年から代打の切り札としての地位を不動のものとし、ドラゴンズの一軸を担う選手になってきましたね。巨人で長く苦しんだことを思うと、その苦労が今ようやく1つの花として開花していることを感じます。

何度もいいますが、もう今シーズンは優勝とか、Aクラスとかの話をするような成績でも、チーム力でも今はないと思っています。福良監督代行にはドラスティックなことをしてもらい、まずはチームの士気が上がるようなことをしてもらいたいなと思います。

次回観戦予定は、ホーム交流戦最終シリーズの阪神戦です。

おまけ

8回のドアラの爆中挑戦は失敗。簡単バージョン以外に、成功したことあるんだろうか。。

試合前はルナ選手と絡むドアラさん。。

ドーム内で買った「味噌カツ&どて煮のダブル重」が激ウマでした。球場弁当でも特筆の一品だと思います。オススメ!!

6月 04

と、最近はいろいろ噴出しているバファローズですが、

それは最後に語るとして、まずは先週末のゲームを。

オリックス・バファローズ vs 広島東洋カープ

観戦日時:2015年5月30日(土)14:00プレイボール
観戦場所:京セラドーム大阪 1塁側 内野S指定席

結果:3対4 また、一点差で負けるという屈辱。。

観戦勝敗:2勝4敗

今シーズンも始まりました交流戦。今年はまたルールが変わり、試合数は1チーム3戦当たりの総試合数は18試合。昨年までは、1チームあたりホーム2試合ビジター2試合の4試合×6の24試合だったので、今シーズンは試合数としては減っています。ホーム、ビジターの当たり方も2シーズン通してという考え方になり、今シーズンはホームで対戦するのは広島、阪神、東京ヤクルト、ビジターで対戦するのは巨人、横浜、中日となっています。DH制はパ主催の試合のみ。僕は結構交流戦が好きなので、試合数が減ったのは残念で仕方ありません。どうせなら、大リーグみたいにインターリーグで2試合だけ交流戦、あと4試合は通常リーグ戦という組み方で、年中やってて欲しいんですけどね。

というわけで、バファローズの先発は金子。先週は復帰戦で散々といった感じでしたが、今週は肩の軽そうなフワッとしたピッチングにはなっていなかったのはさすがだと思いました。ですが、全体的に球のコントロール(特に速い球)に制球力がなかったように思います。1回からワンアウト三塁から四球、四球と連続して満塁にしてしまうのは、以前の金子だったらなかったかなと思います。でも、そこから緩急をうまく使い、シアーホルツ、エルドレッドの両外国人を三振にしたのは、エースの片鱗を垣間見せたところでした。

この日の金子は復帰1戦目よりは上々だったかと思います。シアーホルツのホームランは余計だったにしろ、6回2失点の内容は及第点。ただ、四球が少し多かったのを次の登板までに修正すれば、勝ちは早いタイミングで来るように思います。

金子以上によかったのが、カープの先発のジョンソン。いいピッチャーですね。見た第一印象はそういう感想です。何がいいって、テイクバックがすごく小さくて、まっすぐがすごく押せること。あれだけテイクバックが小さいと、打者は速い球が来たときに構え遅れてしまうし、遅い球だとタイミングをうまく外される。特に、この日のバファローズ打線に象徴されるように、初対戦となるときりきり舞いさせられること請け合いだと思います。

ただ、少し気になるのは、疲れで球のキレがなくなってくると、少し腕の振りが小さくなるので狙い撃ちされやすいのかなと思います。調子が悪くて、キレがなかったときは相当打ち込まれそうな気がするので、このピッチャーはシーズン通してのコンディショニングを如何にキープするか(もちろん、キレがなくなるときの替えどきも含め)が肝になってくると思います。

ということで、気になる選手を。まずはカープの新井でしょうね。この日は2安打1四球という内容でしたが、阪神時代の見えない負のオーラみたいなものが取り除かれて、カープで活き活き躍動しているように思いました。若い選手が多いカープの中で、日ハムの田中賢介のように、若さのオーラではつらつとしているベテランという理想の形に収まっていると思います。彼は移籍して本当によかった。

この日の試合は特にといった感じですが、ここ数試合の西野の活躍には目を見張るものがあります。よく大リーグ・ジャイアンツの青木と比較される解説者が多いですが、そういわれると、すごく二人のバッティングスタイルが被ってくるんですよね(笑。青木は好きな選手でもあるので、西野もそういった選手に早く成長して欲しい。暗いチーム状況の中で、1つ輝いている星だと思います。

あと、カープの抑え陣。戸田、中崎の二人も、この日の球のキレは抜群でした。特に、戸田のほうは、すごく今後が期待できるセットアッパーだと思います。ニュースを聞くと、試合によって好不調の波が結構あるようですが、そこはコーチ・監督陣がうまくコントロールして、大事に成長させてほしいな(昨年の一岡のように単発にならないよう)と思います。

対して、バファローズの抑え陣は不安ですね。特に、平野佳は昨シーズンも少し不安定な面がありましたが、ここ数年の疲れなり、他チームの研究具合もあり、このまま彼の抑えでいいのかという点も考えないといけないかもしれません。この日は田中に狙い澄まされた直球を叩かれ、先頭打者二塁打。そして、あげくの果てはワイルドピッチで得点献上と、前の回でカラバイヨの豪快ホームランで同点にした雰囲気を一気に吹き飛ばしてしまいました。中日の岩瀬のように長年抑えポジションで頑張るピッチャーでも、来る年来る年で、他のメンバーも含めた戦い方というところを考えられてのポジショニング。ここは佐藤、馬原も含めた昨シーズンメンバーだけでなく、リリーフ陣全体でスタイルというのを常に研究して欲しいなと思います。

さて、このブログを書いている前日に、森脇監督が電撃休養宣言がなされました。オーナーも含め、チーム方針というのがあるので致し方ないし、報道の通りに監督自身からの申し入れということがあればしょうがないところもあるのですが、森脇監督には続けてもらいたかった。今のチームは正直采配の問題というよりは、プレイヤー個々の問題が(怪我も含め)多分にあると思っています。大型補強により、昨シーズン活躍していたメンバーが隅に追いやられ、それがチーム全体の活気みたいなものに影響があったかといえば、それは多少なりともあるでしょう。ですが野球に限らず、どんな組織でも、変化し続けるために新しいことは常に起こるべきだし、それに影響されるような個人であっては、真のプロプレイヤーとはいえないのではないでしょうか? それは監督含め、コーチ陣も然りだと思います。

応援し始めた2009年から、大石監督に然り、岡田監督に然り、成績として浮上のきっかけがなければ常に明日はないというやり方では、長い目で見ると常勝軍団にはならないと思います。今、絶好調の日ハム・栗山監督にしても、優勝から最下位というシーズンも味わい、それからも常に変わり続けるチームを作っているので、耐えるときは耐えという姿勢をチーム一丸となって、変化しながらも勝てるチームになっていく姿をファンは見たいものです。福良監督代行には優勝やクライマックスというラインのところではなく、そうした勝てるチーム基盤を早くつくってもらいたいものです。

次回観戦予定は、今シーズン初で最後のビジター観戦、NAGOYAドームの中日戦を観戦予定です。

おまけ

この日はカープのマスコット、スライリーが遊びに来てました。ジュニア・ピッチのボールが直撃し、笑いを誘ってましたが、、誰があの動画持ってないかな(笑

5月 28

交流戦を控え、本拠地の最終戦シリーズに行ってきました。

ということで、

オリックス・バファローズ vs 千葉ロッテマリーンズ

観戦日時:2015年5月23日(土) 14:00プレイボール
観戦場所:京セラドーム大阪 一塁側内野B指定席
結果:5対6 点差以上に完敗だった気が、、、

観戦勝敗:2勝3敗

さて、この日は交流戦前のホーム最終戦シリーズ。ここまでバファローズは最大の借金13というところで、セ・パ通じても、唯一の借金二桁チーム。ここまでくると5割に戻すだけでも、十何連勝と必要なので、随分と首位とは遠ざかったな感が満載です。優勝を諦めるなとは言わないまでも、とりあえず目の前の試合でファンを楽しませ、勝ち続けて欲しい。最終的な順位は後からついてくるものとして、とにかく目の前の一試合を諦めないでほしいと切に願ってやみません。

と、この日はエース金子の復帰試合。観るゲームはだいぶ前からいつも決めているので、この日に金子の復帰戦が決まったというのは、素直にうれしかったです。そんな久しぶりに観た金子ですが、この日は復帰初戦ということもあって、出だしからピッチングがすごく軽かったように思えてなりません。僕は野球をしたことがないので気軽にモノは言えませんが、リリーフで登板間隔がすごい開いてしまった投手の投げっぷりのような、腕は軽く出ているような感じはするんだけど、投げているボールがすごくフワッとした感じを思えたのです。球速は147キロと最速はそこそこあったように思うのですが、いいときの金子の球のピュッと決まる感じのキレに欠けていたように思うのです。それにコントロールという意味でも、ストライクゾーンにうまくハマっていなかったように思います。

立ち上がりは何となく無難にクリアしたものの、2回に今江から始まる連打で1点を先制され、続く好調・清田の満塁ホームランで、ほぼほぼこの日のゲームは決まったかなという感じがしました。開幕シリーズで見た日本ハム戦でもそうでしたが、初回に満塁ホームランが出てしまうと、その試合が壊れてしまうという感じがしてしまいますね。

一方、ロッテの先発は石川。昨年は1回くらいしか当たらなかったと思うのですが、今年は今回で3回目?くらいと結構対戦が多くなっています。金子のフワッとした立ち上がりに対し、石川は序盤制球力に苦しむ形で、あまりいいという印象ではなかったです。ただ、これこそのらりくらりという感じですかね。特に、バファローズの1回の得点機での拙攻にも助けられの、序盤の満塁ホームランに助けられの、、毎回ランナーを出すピッチングながらも要所は締めていたと思います。点を取られた5回は別として、後半になるほどに彼の持ち味である緩急のつけ方が決まっていたように思います。

さて、気になる選手をば。まずはこの日まで好調だったデスパイネ。グリエルをはじめとして、日本球界でのキューバ人選手の質が問われている中で、この選手はすごく勤勉というか、選手として凛々しいところがあり、敵ながら観ていてすごい選手だなと思います。今年の来日当初は低調だったものの、キューバの国内リーグも含めて、ほぼ1年フル稼働で、この成績を残せるというのは並みの選手ではないなと思います。

バファローズでは、金子の後をリリーフした松葉がよかったですね。開幕前のオープン戦や、侍ジャパンの強化試合を観ても、今年の松葉が球が全般に高い。コントロールしようと思っても、制球がそれほど定まらず、四球を連発してしまうという悪い癖がついてしまったように思います。ただ、球のキレに関しては開幕当初からあると思いますし、コントロールが決まると、バシバシとこれているように思います。この日も、そういういいイメージが出た内容でした。吉田一、山崎福などの若手先発が一軍登録されるようになると、しばらくはロングリリーフの位置かなと思いますが、場数を踏めるということをうまく利用して、自分の組み立て方というのを早く定めてほしいなと思います。

次に心配な選手。バファローズは糸井ですかね。。ここのところは3番に戻って復調してきたのですが、また下降線になってきたように思います。4番のカラバイヨも、そろそろ疲れから悪いバッティングの癖を露呈し始めているので、ここはクリーンナップのどちらか一人は、これ以上調子を落として欲しくないですね。1番の西野がルーキーらしからぬ、活躍を見せてくれるだけに、クリーンナップで必ず返すという基本の役割を忠実にこなしてほしいです。

マリーンズの心配は、もう一人の西野(笑)。昨年までは、コントロールがしっかりしていて、ほぼ無敵の抑えだった印象ですが、この日のピッチングを見てても何か冴えみたいなものがありません。バファローズ下位バッターからの連続ヒットで一時は同点になるかというピンチを招きましたが、1点はあるだろうとも、2点まで入るとは思っていなかったです。最後は、不調の糸井だっただけにラッキーだったかなという面があったことが否めません。この日はセットアッパーのカルロス・ロサのほうが印象がよかっただけに、抑えの組み立て方というのも適時変更しないといけないかもしれません。

さて、交流戦前に勝利で終わって弾みをつけたいところ。交流戦を新たな出発として、(とにかく今は順位関係なく)勝ちを多く積み重ねる試合をして欲しいものです。

次回観戦予定は、交流戦ホーム開幕シリーズの広島戦を観戦予定です。

5月 10

連休も終わり、また何気ない日常が戻ってきている今日この頃ですが、連休最初に観た試合のレポをしておきます。

オリックス・バファローズ vs 福岡ソフトバンクホークス

観戦日時:2015年5月2日(土) 14:00プレイボール
観戦場所:京セラドーム大阪 一塁側内野B指定席

結果:4対2 勝ちゲームの形はだんだんと見えてきた。

連休が終わった現時点で書いている段階で、連休9連戦を3勝6敗と大きく負け越し、借金も最多の11となってしまったことは結果として分かっているのですが、この日は前カードの楽天戦でカード勝ち越しを決めて、どうやって残りの戦いを挑んでいくかという形で臨んだ試合でした。

そうそう、この日は大阪近鉄と南海ホークスの復活ユニDAY。数年前より、クラシックユニを着る機会は随分減った(今年は先日の神戸でのブルーウェーブDAYと、この大阪クラシックスのみの予定)と思いますが、往年のファンとしては、この近鉄ユニ(2004年)というのは懐かしいものです。といっても、その当時は僕はあんまり野球に熱は入れあげていなかったですけどね(笑

さて、この日の先発はディクソン。先日の神戸の試合でも書きましたが、先発が総倒れ気味になっている中、気を吐いているのはディクソンと東明くらいだと現段階では思っています。特に、ディクソンに関しては昨シーズンの不安だった立ち上がりと、奇数回での不安定さ(笑)というのが、今シーズンは全く見られません。この日も、降板した8回までにピンチだったのが、2安打を許した4回くらい。特に、前半5回までは、被安打2、四球1だけというほぼ完ぺきな内容だったと思います。金子の復帰が交流戦以降になりそうで、かつ後ろの陣容が今年は完ぺきではない中で、ディクソンにかかる期待は昨シーズン以上になることは必至でしょう。

一方のホークスの先発は摂津。僕は観るの初めてかなーと思いましたが、調べてみると2011年(今から4年前だから、まだ京都に住んでいたころ)に、先発転向すぐくらいに一回見ているみたいです。まぁ、だいぶ前ですので、生で見るのは久々なのですが、今年の摂津はどうも球の配球がいい加減というか、おおざっぱなような気がしてなりません。この日もTにマルチ安打をされていましたが、何気なく投げたカーブが打者の打つタイミングとピッタリあった痛打だったように思います。それにこの日はコントロールもイマイチなように感じました。まっすぐのキレみたいなものはそこそこだっただけに、打者が打ちたいタイミングをずらす賢い配球ができていなかったように思います。今年の摂津の調子の上がらなさは、こうしたバッテリー間での呼吸というところもあると思いますので、次回は修正してもらいたいものです。

この日気になった選手を。まずは写真の糸井をはじめとした、打撃の形がようやく見えてきたように思います。Tを4番にというのは、シーズン開幕当初から思っていたことですが、ここに来て彼の復調もあり、4番の位置でしっかりと点を入れることができたということが大きいと思います。糸井、T、カラバイヨの主軸がだんだんと振れて点を取れば、平野恵や連戦初戦のヒーローになった西野をはじめ、出塁率を如何に高めて、得点につなげられるかということが次の課題になってきます。小谷野、安達という下位バッターの打率が上がらないのも、そろそろ問題にもなってくるでしょうか。特に、安達は(バッテイングスタイルだからしょうがないというものの)どこか諦めて、合わせてしまっているように思うので、ここを改善してほしいものです。

今年の目玉だったブランコ、中島が怪我でいなくなって、攻撃の形ができてきたというのも少々皮肉ですけどね。。

あと、ソフトバンクのほうでは柳田が開幕当初の昇り調子に少しかぎりが観られてきたように思いました。この日も1回にヒットは出たものの、そのあとは続かず、見逃しも結構多かったように思います。李デホが調子をあげつつある中で、やはりクリーンナップ全てが絶好調というのはなかなか難しいものですね。

勝ちの形がようやく見えてきた中、不安なのは抑えも含めたセットアッパー陣。昨年は馬原、佐藤、平野が鉄壁だっただけに、この牙城が3人とも今年はイマイチというところで、崩れつつあります。まずはシーズン当初の狙いだったように打線が支え、塚原などの若手も含めて、昨年までの疲れを分散させるような工夫をしてもらいたいと思います。交流戦までに5割は難しそうなので、今度はオールスターまでには5割以上を目標に頑張ってほしいところです。

次回観戦予定は、少し飛んで5月後半のロッテ戦です。

おまけ

この日は大阪クラシック。相手チームも巻き込んで、往年の姿を披露する、この取組みは来年以降も続けてほしいですね。個人的には、7回裏に流れた「ドリーム&パワー」は大阪ドームに初めて行った頃を思い出し、懐かしさに胸溢れそうになりましたw

5月 01

世間はGW中ですが、、

オリックス・バファローズ vs 東北楽天ゴールデンイーグルス

観戦日時:2015年4月28日(火)18:00プレイボール
観戦場所:京セラドーム大阪 1塁側内野S指定席

結果:4対9 終盤の追い上げも、この日いいところなし。。

観戦勝敗:1勝2敗

GWの9連戦初戦となるイーグルス戦。ホーム京セラで久々の西くん、、、と思ったのですが、行く最中にスマフォを確認したら、先発投手がマエストリに変更になっていました。数年前に同じ体調不良で先発を飛ばしたことがある西くん。ウイルス性というものなので、仕方がないかなと思うのですが、プロ野球選手は身体が資本なので、先発ローテを外れるということはどうかなぁと思ってしまいます。

さて、そのマエストリ。先発はすごく久々だと思いますが、この人は球が速いけど制球力がな、、、というところだと思ってしまいます。だからこそリリーフ向けだと思うので、先発の重圧は耐えられなかった印象がします。ボールに苦しんで、えいやぁと投げたボールをペーニャに豪快な第1号を献上。やはりペーニャは京セラが好きなんでしょうね。ホークス時代も、バファローズ時代も、同じような弾丸ホームランを何回も観たように思います。

一方、イーグルスの先発は塩見。いいピッチングながら、まだ今シーズン未勝利という内容でしたが、この日は勝ちにこだわる気迫が、こちらのほうが何倍も上でしたね。コントロールはイマイチに思いましたが、球のキレはすごくよかったように思いました。とはいいつつも、この日は早い回(6回)で降板。1被安打のみの好投でしたが、調子云々よりも、9連戦中にもう1回投げれるように球数制限の中での降板だったように思います。

バファローズはこの日全くいいところがなかったですね。エラーはするわ、守備も緩慢だわ、塩見の前に打てないわの三拍子。9回終盤に楽天の青山が炎上して、長打+ホームランで4点を取りましたが、見ものだったのはここくらいでしょうか。。

打てないのは、塩見がよかったとあきらめたとしても、守備は最低限しっかりやってもらいたいところ。エラーは伊藤の三塁悪送球のみでしたが、セカンドの縞田が逆を突かれたり、ファーストのカラバイヨの動きが緩慢(とれるだろうというゴロが2本くらいヒットになったような、、)だったりと、こういうところをピリッとしないと、攻撃にもリズムが出てこないと思います。投手陣でもリリーフで登板の白仁田がよくなかったですね。高木は及第点で、岸田は守備のまずさはさっぴいたとしても、白仁田はストライクカウントがなかなか追い込めなく、リリーフをしていくにしても苦しい内容だったかなと思います。

とはいいつつも、岸田が復帰。点は取られましたが、球の勢いは健在で、今後が期待される内容でした。2軍でも、平野佳、ブランコが復帰してきていると聞きますし、徐々にチーム状況をよくして、この9連戦をうまく貯金して欲しいなと思います。

次回観戦予定は、大阪クラシックスのホークス戦です。

おまけ

今年絶好調の後藤も久々登場。バッティングスタイルがかなり変わりましたが、あのステップの狭さでよくボールを飛ばせるなと思います。守備でも、軽快なところを魅せてくれました。

いいとこなしの試合にピリッとスパイスを効かせてくれたのが、キャプテン糸井。ホームランで連休最初の試合、今後への期待を持たせてくれました。この日、一番盛り上がったシーン。

T-岡田も久々一軍復帰。復帰するにはいいシーンで代打登場でしたが、サードファウルフライ。。今後に期待ですかね。

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