4月 15

パラノーマン ブライス・ホローの謎

「パラノーマン ブライス・ホローの謎」を観ました。

評価:★☆
(★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高で、★が最低)

字幕版の3Dにて。

3D映画というのは一頃のブームは過ぎ去った感はあります。これからは3Dを如何に効果的に使うかというところに焦点が当たってきます。「オズ はじまりの戦い」「ライフ・オブ・パイ」など、迫力なVFXと組み合わせた映像マジックも3Dとしては見せ場となるところでもあるのですが、僕はもう1つあるなと思っていたのは、本作のようなストップ・モーション・アニメの世界。ストップ・モーション・アニメとはその名の通り、人形を作り、その人形を少しずつ変化させながら撮るアニメーション作品。もとが人形という3Dの物体なので、通常の3Dアニメよりも活きてくる部分が多いのです。

でも、何回も触れているように、そういった技術の良さ(今回は3Dとストップ・モーションの融合)と作品の良さとはまた別の話。本作はホラーのようでいて、実はヒューマンストーリー溢れる作品といった構成なのですが、アメリカ映画のよくあるテンポが速すぎて、リズムが悪いパターンに陥っているように思います。主人公・ノーマンが幽霊が見えるというオープニングの設定は意外に面白いかなとも思いましたが、1つ1つのエピソードを消化する前に次から次へと追い立てまくられるように物語が進むので、見ているこちらは置いてけぼり状態。終盤もいい話に落ち付けさせるのですが、この展開方法だと取ってつけたようにしか思えません。

ストップ・モーションの3D作品では「コララインと魔法の魔女」という秀作(監督が「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のヘンリー・セリック)があるので、是非こちらを観てみて下さい。

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