9月 09

ホワイトハウス・ダウン

「ホワイトハウス・ダウン」を観ました。

評価:★★☆
(★が星1つ、☆が星半分、★★★★★が最高で、★が最低)

「インディペンデンス・デイ」や「2012」などの作品で知られるローランド・エメリッヒの最新作。エメリッヒ監督は僕の中ではアクションというよりは、ディザスター(災害)&パニック映画の監督というイメージなのですが、今回はアクションド真ん中という作品をつくってきたのはちょっと意外でした。ホワイトハウスが舞台&破壊されるという作品がこうも作られるのは、アメリカ国内では何か鬱憤が溜まっているのでしょうか。。どうしても先行公開された「エンド・オブ・ホワイトハウス」とかぶってしまうのが、宣伝的にも苦しいかと思います。

その「エンド・オブ・ホワイトハウス」の比較をどうしてもしてしまうのですが、本作はどのアクションシーンにスピード感があるように思います。でも、1つ1つのアクション・シークエンスにつながりが希薄なので、場面場面では楽しめるものの、物語としての力強さがだいぶ物足りない。チャニング・テイタムとジェイミー・フォックスの2人も全然悪くないんだけど、作品のテンポが速すぎて印象的なところが残らないように思います。それがラストのどんでん返しも、スルーしそうなほど軽い味わいになってしまうことにもつながっています。単純に爽快感は味わえるけど、映画のしての醍醐味は「エンド・オブ・ホワイトハウス」のほうが断然上だと思います。

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