12月 31

紅白も始まっている中書いています。今年2012年を締めくくる上で書いておきたいこと。それは昨年はできなかったプロ野球の12球団のホームスタジアム観戦を一年で達成したこと。それをまとめる意味で、12+1球場のランキングを2012年の締めのブログとしたいと思います。

もう一度復習。2012年シーズンでやったことは、①プロ野球12球団のホームスタジアムで、②バファローズの試合を観戦するということ。昨年までの実績はリセットして、今年一年で実現しました(オリックスだけ、ホームスタジアムが大阪と神戸と二箇所になるので、正確には12+1球場になります)。

各球場のランキングをするにあたって評価基準は

  • 快適性:シートの出来、フィールドの見やすさ、通路の広さ、トイレの綺麗さ、バリヤフリー度など
  • 充実度:売店、球場ショップ、ファンサービスなどの充実度
  • 交通アクセスの良さ:公共交通機関限定のアクセスの良さ
  • エクサイティング度:ファンの熱気度

としてみました。でも、順位に関しては個人的に好き嫌いという要素も反映しているので、評価が高くても順位が低くしている球場もあるのでご勘弁を。あくまで目安ということでお願いします。

1位:マツダZoomZoomスタジアム観戦日時:2012年6月10日(日)

  • 快適性:100点(面白いシートもいっぱい。通路も広い)
  • 充実度:50点(市民球場なだけに特異なサービスはなし)
  • 交通アクセスの良さ:60点(広島駅から歩けない距離ではないが、やっぱちょっと遠い)
  • エクサイティング度:100点(広島のファンは熱い)

やっぱ日本で一番の球場はここかなと思います。野外で気持ちいいし、選手との距離も近い大リーグ設計。面白い応援シートも多く、何回でも足を運びたいと思わせる球場です。来年も行きたいな。

2位:クリネックススタジアム宮城観戦日時:2012年9月2日(日)

  • 快適性:90点(客席も広めで、球場も非常に見やすい)
  • 充実度:100点(商業臭い感じもしなくもないけど、食べ物やグッズも充実)
  • 交通アクセスの良さ:60点(JRの駅という手もあるけど、基本は仙台からのバスでの移動。本数も結構あるし、すぐなので不便ではない)
  • エクサイティング度:80点(イーグルスの応援はのどか。こののどかさが結構好きw)

仙台駅からまっすぐ東に位置するクリネックス宮城。マツダスタジアムに引けをとらないほどの企画シートがあるので、何回も来てみたい球場。ただ、商業色がちょっと強く、チケット料金もパ球団では少し高めな印象。キャパももうちょっと入るといいんだけどね。

3位:ほっともっとフィールド神戸観戦日時:2012年5月26日(土)

  • 快適性:80点(シートの前後幅は若干狭いが、天然芝の美しさが目が引く球場)
  • 充実度:50点(だんだんお店が少なくなってきている印象)
  • 交通アクセスの良さ:70点(三宮駅から地下鉄で結構かかるが、駅を降りたら目の前)
  • エクサイティング度:70点(バファローズのゲームはいつもビジターチームがメインw)

イチローが愛した球場とも言われているだけあり、どこの位置でも見やすい、天然芝が非常に美しい球場。球場内の食べ物屋がだんだん少なくなっているような感じはしなくはないですが、球場の素晴らしさでは十分上位です。

4位:明治神宮球場観戦日時:2012年5月19日(土)

  • 快適性:60点(いろんなところに歴史を感じるが、それが古くさいとは思わせない清潔さがある)
  • 充実度:50点(可もなく不可もなくという出来。ショップがもうちょっと充実してくれるといいな)
  • 交通アクセスの良さ:80点(同じ都内にある東京ドームほどではないが、アクセスはいいほう)
  • エクサイティング度:60点(ヤクルトファンが基本少ないのか、三塁側からレフトスタンドまでビジター独占)

古い伝統ある球場というと汚い、狭いというイメージだけど、神宮球場は掃除やスタッフのサービスもよくて、清潔感を感じる球場。ただ、バックネット裏などのスタンドのせり上がり方が半端ないので、上のほうの席はちょっと怖いだろうな。

5位:阪神甲子園球場観戦日時:2012年6月9日(土)

  • 快適性:80点(改築工事も進んで年々快適な劇場になってきている)
  • 充実度:50点(阪神グッズのショップは凄いが、食べ物系が少し貧そな気がする)
  • 交通アクセスの良さ:80点(阪神電車でのアクセスは抜群。その代わりにめっちゃ混むけど)
  • エクサイティング度:100点(阪神ファンの熱気は凄い。でも、昔ほどマナー悪い客はいなくなってきている)

伝統の阪神甲子園球場。改装工事もだいぶ進んでどこに座っても快適な球場になりつつあります。阪神ファンのマナーもよくなってきているので、一時期のような酷さというのはなくなっています。それもこれも阪神がイマイチピリッとしてないことが原因かもしれないですがw

6位:福岡YahooJapanドーム観戦日時:2012年3月31日(土)

  • 快適性:80点(席は結構広めだし、階段もわりかし低め)
  • 充実度:80点(ソフトバンクが直接経営しているだけあって、様々なサービスが充実)
  • 交通アクセスの良さ:30点(最寄りの地下鉄駅からだいぶ歩かないといけなく、博多駅からバスでも時間がかかる)
  • エクサイティング度:80点(一面が黄色になる博多っ子魂炸裂)

いろんなイベントが盛りだくさん、ショップも充実、球場も見やすくてよいのですが、交通アクセスだけが悪い。博多駅からもバスで20〜30分くらいかかるし、最寄りの地下鉄駅からも15分くらいかかるかな。その分、マイカーとかならアクセスしやすいのかも。

7位:ナゴヤドーム観戦日時:2012年5月30日(水)

  • 快適性:70点(二階席に上がるのに唯一エスカレータが完備された球場)
  • 充実度:70点(イオンモールが球場と直結なので、そこで買い物できる。球場内はあんまないw)
  • 交通アクセスの良さ:50点(地下鉄や新交通ゆとりーとに直結はされているが、結構改札からの距離はある)
  • エクサイティング度:70点(球場が広いせいかファンの熱気が少し冷め気味)

ナゴヤドームの良さは何といってもイオンモールに直結されていること。球場内の売店で買わなくても、ここで何か買って持ち込むというのが習慣化されているのか、球場内は逆にあまりバリエーションのあるメニューがないのが残念。

8位:東京ドーム観戦日時:2012年5月16日(水)

  • 快適性:40点(席は普通だと思うけど、出入り口の回転ドアは効率悪し。。)
  • 充実度:100点(天下の巨人。後楽園やラクーアなどの周辺設備の充実度は群を抜く)
  • 交通アクセスの良さ:100点(都内なのでアクセスの良さは抜群。最寄りの駅だけで4つくらいある)
  • エクサイティング度:100点(あちこちがオレンジ一色。ビジターはレフトスタンド一角のみ)

あらゆる点で満足度が高い球場ではあります、、、が、やっぱ巨人色が強すぎるので、他球団のファンには肩身が狭くなる球場でもあります(なので順位も低めw)。出入り口が回転ドアなのは構造上しょうがないのですが、試合後の帰るときのはけが悪い原因にもなっています。

9位:京セラドーム大阪観戦日時:2012年8月25日(土)

  • 快適性:40点(この球場はバックネット裏以外は、フィールドのどこかに必ず死角ができる)
  • 充実度:80点(B’sShopの充実度はプロ野球だけでなく、大リーグまで含め日本一。ファンサービスも天下一品)
  • 交通アクセスの良さ:90点(JR、阪神電車、地下鉄線とどこからもすぐ。これは東京ドームに次ぐアクセスの良さ)
  • エクサイティング度:60点(人気チームのビジター応援にいつも負けている。。)

もうここ数年何回も通いつめた球場なだけに、どこに何があるかはたいてい分かっているつもりですw バファローズのファンサービスは12球団でも随一。これにチームがちゃんと応える成績を残してほしいな。

10位:札幌ドーム観戦日時:2012年9月17日(祝)

  • 快適性:50点(札幌市郊外にあるので球場周辺は余裕があるつくりだが、客席全体がせりたっており階段多し。)
  • 充実度:60点(可もなく不可もないレベル。チケットも事細かに値段設定があり、ファンサービスは充実)
  • 交通アクセスの良さ:60点(地下鉄の終点駅なので、狙えば座れる列車もあり。でも、その駅まで少し距離あり)
  • エクサイティング度:80点(ファンの盛り上げ方が上手い)

日本ハムが北海道に移って久しいが、着実に地元ファンを増やしてこれたのは球団側の努力の賜物だと思う。そういった地元愛を引き出すような演出、サービスも充実している。でも、やっぱ階段だらけという印象が拭えない。。

11位:西武ドーム観戦日時:2012年4月15日(日)6月23日(土)

  • 快適性:40点(山の斜面にあるので、バックネットに近づくたびに坂を登らないといけない。席は結構広め)
  • 充実度:70点(ショップはあまりないが、食べ物系が意外に充実)
  • 交通アクセスの良さ:80点(西武線の終点・始発駅なので、空いてる列車を選べば帰りも座れる)
  • エクサイティング度:80点(西武のチャンステーマには心しびれるものがある)

西武ドームは山を切り出したように作っているので、席の移動には階段や坂が少しきついかも。あと春と秋は寒く、夏はひたすら暑い。ドームといいながら屋根があるだけなので、どうしてもこうなってしまうのだ。でも、席は結構広めで快適。

12位:QVCマリンフィールド千葉観戦日時:2012年8月12日(日)2012年9月22日(土)

  • 快適性:30点(席は結構狭い。外野以外は太陽の下にさらされるので夏の暑さは半端ない)
  • 充実度:90点(ショップ、食べ物系も、ファンサービスも結構充実)
  • 交通アクセスの良さ:50点(海浜幕張とかから歩けない距離ではないが、基本はバス移動か)
  • エクサイティング度:80点(ロッテファンは熱い)

QVCは球場は狭い部類のほうで、2階席とかの狭さは半端ない。でも、その他の面の満足度は高く、ファンサービスのレベルも高い。

13位:横浜スタジアム観戦日時:2012年5月29日(日)

  • 快適性:10点(席も通路も狭い。僕の座った席からはマウンドがまともに見れなかった。。)
  • 充実度:50点(食べ物では面白いメニューが結構ある)
  • 交通アクセスの良さ:40点(地下鉄降りてすぐではないがわりかし近め)
  • エクサイティング度:60点(浜っ子の応援もどこか息消沈気味)

ここの球場は横浜の中華街や山下公園とも接していて、本当に横浜の中心にあることが分かります。でも、でも、快適性が全て。こんなに狭い席、狭い通路に人がひしめいて、また来たいとは思わせない球場。

ということで、ベスト3はマツダスタジアム、クリネックススタジアム宮城、ほっともっとフィールド神戸ということになりました。やっぱ屋外球場は見やすいですよね。ドームだと天気を心配なくていいというメリットはあるんですが、やっぱ気持ちよく野球を見れるというのでは屋外に勝るものはないかと思います。

で、12+1球場訪問という無理した企画は2012年だけにして、来年2013年はよりホームの大阪、神戸で観戦する機会を増やしていければと考えています。今は東京で仕事はしていますが、プライベートでは関西拠点化をしたいという野望がありますので、それに絡めた動きをしていければと考えています。

2013年もバファローズを引き続き応援していきます。皆様、よいお年をお迎え下さい。

12月 30

誰も待ってないと思いますが、お待たせしました「2012年の私視点劇場ベスト10」を書きたいと思います。

今年からキネマ旬報さんのKINE NOTEに一年間一言映画レビューを書いてきました。映画感想はHPやブログ等々やってきましたけど、随分規模も縮小したもんです(笑)。まあ、それはそれで、より多くの映画を見るようになったということで許してくださいw

今年は174本の映画と劇場で出会うことができました。各作品の評価点5〜4.5点を付けたものの中から、洋画・邦画でそれぞれベスト10を選びたいと思います。

【洋画部門】
1位 ハロー!?ゴースト

映画とは笑って、泣いて、心がほんわかして、明日を元気にしてくれるものだ。ここに映画の全てがあると思う。韓国映画はここ2、3年縁遠くなりつつあるけど、これは是非観て欲しい作品。掛け値なく脱帽もんです。

2位 裏切りのサーカス

これもいろんなところでベストに入ってくるスパイ映画の傑作。小説をそのまま映像にしたような緻密さに圧倒される。これだけ濃密ながらも上映時間が比較的短いのも高評価。

3位 ヤング≒アダルト

アラフォーながらも仕事も、恋愛もうまくいかない痛い女をシャーリーズ・セロンが熱演。こんな女性いるよなーと思いながらも、ペシミスティック過ぎないバランス感覚がよい。

4位 最強のふたり

これもいろんなところで話題になっている単館系では今年文字通り最強のヒットをした作品。人種も、身分も、障害も関係なく、つながれる人は自然とつながるんだなという人の絆を感じる作品。2011年の東京国際映画祭グランプリ作品。

5位 桃(タオ)さんの幸せ

人は老いるが、それでも残るものがある。そんな人の優しさに触れることができる作品。人の背中で演技させるという上手さも感じた。

6位 眠れぬ夜の仕事図鑑

夜のお仕事をタペストリー風に切り取ったドキュメンタリー映画だけど、単純な映像の中にもいろんなドラマがありそう。そういうことをいろいろ想像しながら楽しめる。アートさも感じるのはフランス映画ならでは。

7位 BORN TO BE WILD 3D 野生に生きる

ベスト10に入った唯一の3D映画はドキュメンタリー。IMAXならではの情報量をふんだんに使った迫力ある映像は凄かった。BlueRay3Dだとどう見えるのか分からないけど、機会があったらぜひ観て欲しい。

8位 昼下がり、ローマの恋

恋が文化といえる国、イタリア発のお洒落な映画。イタリアのラブロマンスやラブコメディとか、もっと日本でやって欲しいなと思う。恋って、素晴らしい。

9位 ミッドナイト・イン・パリ

アレン映画の中では近年最高のヒット作となった作品。大作感、、てほどはないけど、アレン映画としては結構力が入った演出が見られる。パリという街が魅惑の都市に見えるのもGood。

10位 ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して

DVD直行にならなかったこと、この映画に出会えたことが素直に嬉しいと思えた作品。映画の中の鳥マニアに限らず、何かにオタクっぽくなっている人を優しく幸せが包み込むといういい映画。笑えるところもあるし、ホンワカできるところもよい。

続いて、邦画部門へ

【邦画部門】
1位 わが母の記

井上靖の自伝小説を映画化した作品。まぁ、よく喋る映画だけど、それが各キャラクターの深い味わいとして感じられる作品。家族の中での時のうつろいを静かな視点で描いている。樹木希林は本当に上手い。

2位 桐島、部活やめるってよ

中学や高校の頃をひしひしと感じる作品。学校という狭い社会に、いろんな個性の人間が集まってドラマを生み出す。それぞれが本当に大したことない人間なのに、なんであんなに右往左往するんだろ。僕も学生の時は窮屈に感じたもんだけど、今思えば懐かしさと郷愁さえ感じてしまう意欲作。

3位 鍵泥棒のメソッド

映画は笑って、泣いて、明日を元気にしてくれるものだという僕のポリシーを純粋に実現してくれている邦画はこれ。内田監督は本当にこの手の作品が上手い。広末涼子がスクリーンで輝いて見えたのも久しぶりw

4位 ALWAY’S 三丁目の夕日’64

泣くまい泣くまいと思っていながらも号泣させられた作品。血の繋がった家族だけではなく、そこに住むみんなが家族みたいな世界って、今また改めて必要なのかもしれない。

5位 キツツキと雨

ボケだけで押し通している作品ともいえなくもないけど(笑)、その中に活き活きと生きるにはという大事なテーマが潜んでいるのだ。「南極料理人」もそうだったけど、沖田監督のこのひねくれたようなモノの見方が僕は好きだ。僕が生まれ育った岐阜を舞台にしているのも高評価ポイント!

6位 僕達急行 A列車で行こう

「キツツキと雨」がボケの映画なら、この作品は全編が”変”な映画だ。しかし、この電車オタクの一風変わったモノの見方から、夢物語や恋物語を紡ぎだすのだからそれはそれで凄い。森田監督の全盛期でもある「家族ゲーム」の不思議な味わいを、彼の遺作で見事に感じられるというのも因縁めいている。

7位 毎日がアルツハイマー
アルツハイマー症にかかっていく母を優しく、あっけらかんと笑い飛ばす勢いで撮っているドキュメンタリー作品。邦画では9位にランクした、もう一つ話題の「エンディング・ノート」という傑作もあるけど、明るく生きるというところにこだわったこの作品を僕はあえて上位にする。監督の反骨オバちゃん精神にアッパレ!!

8位 ミツコ感覚
5位の「キツツキと雨」がボケ映画、6位の「僕達急行」が変映画なら、この「ミツコ感覚」は”不思議”映画だ(笑)。ここに登場する人物は変を通り越して、まさに新感覚・新生代・破天荒極まりない人物だらけ、それでも一つの作品にすっぽりと納めてしまうというのは、もはや映画という枠をはみ出したパンク作品といってもいいかも。

9位 エンディング・ノート

公開と同時にいろんなところで取り上げられ、死を前に綴るエンディングノート作りも流行らせた作品。一人の男の死、そして彼が死と向き合いながらも生きていくことを最大限努力していく道筋をカメラは優しく捉えていく。死という贖えない結論が見えていながらも、やはり涙してしまう力入ったドキュメンタリー作品。

10位 おおかみこどもの雨と雪

エヴァを見ない僕にとって(笑)、洋画・邦画通じて、唯一ランクインしたアニメ映画。人の成長や巣立ちというのもドラマとしては十分泣ける要素満載で、観ていてもセコいなと感じる部分はあったけど、やっぱりいろんなことを感じるいい作品。田舎の味わいも、どこか見た風景を上手く絵に起こしているのも高評価ポイント。

こうして見てみると、洋画・邦画共に、今年はドキュメンタリー作品が上位になる傾向が強かったかなと思います。ドキュメンタリーはそのまま撮ってしまうと、どうしてもテレビのニュース特集みたいな胡散臭いものになりがちなんで、作品としてどう映像化、シナリオ化していくかがポイントなんです。その意見で、今年は高評価できる作品が多かった。

来年も素晴らしい作品と映画館で出会いたい一年にしたいと思います。

12月 24

コンサルタントの読書術 確実に成果につながる戦略的読書のススメ
コンサルタントの読書術 確実に成果につながる戦略的読書のススメ

コンサルタントとして活躍されている著者による読書術についての本。ここに書かれている読書の形は、”仕事をするための読書法”ということに限定される。僕自身も仕事にすぐフィードバックしたいと思って読む本は、何か成果を反映するような形を期待する。プログラミングならそこに書かれたコードを、業界に関する本だったらそこから派生していろんな知識を体系化してまとめることを、自己啓発系の本ならばそこに書かれているエッセンスを実践という形で使いたいと思う。著者も指摘しているが、仕事のための読書というのは必ずアウトプットを明確にした方がいい。特にコンサルタントのような職業は、資料という形でまとめるとそれが財産になる。企画、研究という職業をしている僕はなんとなくアウトプットを求めずに探索的に読んでしまうので、そこの部分は反省したいなと思う。

あと参考にしたいと思ったのが、読書のPDCAの中で「読む」⇔「考える」のサイクルを繰り返すということだろう。これを著者は通勤時間を使って、「読む(電車の中)」:「考える(乗り継ぎなどの移動)」というバランスをとっているというところ。これは読書だけでなく、ネットを見ててもそうだけど、そこに書いてあることはどういうことか?そのことは本当なのか否かも含めて”考える”というプロセスは絶対に必要だろう。それが本に書かれていることを血肉化するということだと思うし、考えなければ(小説とかは感じなければ)本を読む楽しみは半減してしまうのではないだろうか。これは是非、実践したいと思う。

あと積読ではなく、ダンボール読というのも面白いが、万年お金がない僕にはそんなリッチな本の読み方はできないかなというのが正直なところ。全ての本が良い本とは限らないのは事実だけど、効率的に読むということに主軸が置かれすぎていて、好きな本を読むという楽しさの部分が否定気味に書かれているのも気になるところ。僕は気にせず、いろんな本をこれからも読んでいきたいと思う。

12月 23
ウルトラマンのMOOK本。歴代ウルトラマンの系譜はもちろんのこと。人気怪獣ベスト50や初代ウルトラシリーズ(ウルトラQ〜ウルトラマンセブンまで)のスタッフによるインタビュー、ファンにはたまらないウルトラグッズやウルトラシリーズ縁の場所などの紹介もされている。コアなファンにとっては少し緩い内容かもしれないが、ちょっとウルトラマンのことを知りたいオールドファンや、子どものためにウルトラを勉強したいお父さんにはオススメの一冊。

今回は珍しく雑誌の紹介。

僕はBRUTUSやPenなどの雑誌が大好きなんです。でも、定期購読するほどではないくて、コンビニや本屋でとかで面白い特集号を見たら買う系。そんな好きな雑誌の1つ、CIRCUSの特集MOOK本がコレ。

僕にとってのウルトラシリーズは小学校の夏休みの時、テレビでやっていた「ウルトラマンA(エース)」の再放送。ラジオ体操に行く前の30分間という、超早朝にやっていましたのを今でも覚えています。Aから入って、レンタルビデオでマンやセブン、ウルトラマンが総登場する映画シリーズなどを片っ端から見てました。

怪獣図鑑とかも買っていたけど、怪獣よりは僕はウルトラヒーローのほうが好き(怪獣が好きっていいう人が多いんですが)。あとは科学特捜隊などの武器系やメカニック系に惹かれましたね。これはスター・ウォーズが好きだったのも多分に影響しているかも。

最近ではWOWOWでウルトラマンのハイビジョンリマスターを含め、新ウルトラQなどの放送も始まるので楽しみです。

12月 22

F1ビジネス―もう一つの自動車戦争 (角川oneテーマ21)
F1ビジネス―もう一つの自動車戦争 (角川oneテーマ21)

モータスポーツの最高峰F1の裏側・ビジネスとしての側面が書かれた一冊である。著者は実際に1999〜2005年までホンダ・レーシングチームの社長として、BARホンダF1チームを支えていた。この本が発刊されたのが2006年で、2006年シーズン前に書かれているものとして読まなければならないが、F1興行を支えるバーニー・エレクストンは今だ健在(もう一人の雄、モズレーは2009年シーズンを境に引退)で、エレクストンが考える魅せるF1の構図は未だに変わっていない。そのことを念頭に置くと、F1というスポーツ興行の裏に如何に多くのマネーが流れているのかを感じることができる。

ただ、読んでて痛々しいのが、2005年シーズンでは日本の二大巨塔として参戦していたトヨタとホンダというトップメーカーが今のF1業界にはいなくなったという事実。モータースポーツの中心であるF1を支える、各国の自動車メーカーの研究開発としての存在意義が失われている(BMWの撤退、ルノーの大幅投資削減等々)ということだろう。エコカー・シフトで、エンジンメーカーがどうF1に取り組んでいくのかが今後の鍵でもあろう。

そういう意味ではタイヤだけでなく、エンジンワンメイクで、走る広告塔スポーツとして発展させていくのも1つありだろう。事実、レギュレーションが厳しくなり、スポーツとしてドライバーやメカニックの腕を競うという意味での面白さが2012年シーズンのF1にはあったのだ。お金も物資も大量に投入する派手なスポーツから、今後はどう変化していくのか? ビジネスの今後も面白くなるという意味も含めて、今読んでおいてもよい本だろう。

野球はここ2,3年でファンになった”にわかファン”だが、F1は1990年からずっと見ている。この本を読んでいると、改めてF1の歴史の変遷を感じずにはいられない。

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